サイディング外壁塗装の相場は?おすすめ塗料と費用を抑える方法
2021.07.31 (Sat) 更新
サイディング外壁塗装を行う際に一番気になるのが「費用」。
ひとえにサイディング塗装といっても、さまざまな費用が必要であるため相場がどのくらいであるのか知りたい方も多いでしょう。
この記事では「サイディング外壁塗装の相場」「サイディングのおすすめ塗料」「費用を抑える3つの方法」についてご紹介します。
目次
サイディングの外壁塗装にかかる相場とは?
サイディング塗装に必要な費用は一般的な30坪の戸建てで約75万円~105万円ほどが相場とされています。
ここでは主流であるシリコン塗料を使った30坪ほどの戸建てを例にして内訳を表で見てみましょう。
内訳 | 費用 |
---|---|
足場代 | 100,000円 |
養生 | 40,000円 |
高圧洗浄 | 40,000円 |
飛散防止ネット | 12,000円 |
シーリング | 100,000円 |
シリコン塗料 | 350,000円 |
廃棄物処理 | 20,000円 |
上記の費用内訳はあくまで目安であり、選ぶ業者や地域によって前後します。
また使用する塗料によって価格が違い、耐用年数が長いほど塗装費用も上がっていきます。
塗料の種類 | 単価相場 | 耐用年数 |
---|---|---|
アクリル塗料 | 1,400円~1,600円/㎡ | 5年~7年 |
ウレタン塗料 | 1,700円~2,200円/㎡ | 7年~10年 |
シリコン塗料 | 2,300円~3,300円/㎡ | 10年~15年 |
ラジカル塗料 | 2,400円~3,400円/㎡ | 13年~15年 |
フッ素塗料 | 3,800円~4,800円/㎡ | 15年~20年 |
サイディング塗装を行う理由
サイディングとは外壁に貼る板状の外造材のことを指しますが、サイディングに塗装は必要であるのか気になっている方もいらっしゃるのでは?
ここではサイディング塗装を行う理由についてご紹介します。
塗装の目的と役割について
新築時に使用されているサイディングボードは表面に塗装を行って防水性能を向上させています。
しかし塗装の表面部分は紫外線・雨風などに長時間さらされているため、経年劣化を起こし防水性能が低下してしまいます。
防水性能が低下するとサイディング材には水が浸透していき、サイディング材が反りかえる症状が発生することも。
サイディングの劣化を防止するためにも塗装は確実に必要といえます。
メンテナンスをするべき症状
サイディング材が劣化を起こしてしまうと、さまざまな症状が起きてしまいます。
具体的な症状としては「色褪せ」「チョーキング」「塗膜剥がれ」「カビや藻の発生」「サイディングのひびわれ」「カビの発生」などです。
このような症状がある場合はメンテナンス時期に差しかかっている状態であるため、早めに対処するようにしましょう。
劣化症状を放置すると起こる症状とは
サイディングボードの劣化を放置し続けると建物に水が入り込み、雨漏れを起こすだけではなく建物を支えている木材部分が腐食する可能性があります。
建物内部が腐食すると大規模な改修が必要となり、外部塗装費用以上の金額が必要となってくることも。
そのためサイディング塗装は非常に重要であるため、定期的にメンテナンスするようにしましょう。
サイディング塗装のおすすめ塗料
サイディング塗装をする場合はどのような塗料を選べば良いか悩んでいる方もいらっしゃるのでは?
サイディング塗料はそれぞれに違う役割を持っています。
ここではサイディング塗装におすすめの塗料についてご紹介します。
コストを抑えるならシリコン塗料
サイディング塗装を行う場合にコストを抑えたいという方には「シリコン塗料」がおすすめです。
費用は2,300円~3,000円/㎡とコストパフォーマンスが高く、8~15年という優れた耐用年数を持っています。
現在はメーカーの努力により従来のシリコン塗料よりも耐侯性が高いシリコン塗料も販売されています。
水の侵入を防ぐなら防水塗料
外壁にあるシーリングの目地部分は地震や地盤の揺れなどが原因で亀裂が入り、建物の中に水が侵入しやすい部分となっています。
建物内部に水が浸入すると防水シートの内側にある住宅内部の柱・梁が腐食し、住宅の寿命を大きく縮める原因に。
そのため伸縮性を持った弾性塗料を塗装する必要があります。
水の侵入を防ぎたい場合は防水塗料の使用をおすすめします。
サイディング模様を残すならクリヤー塗料
サイディングには様々な模様があります。
そのため模様の上から塗装すると、お気に入りのサイディング模様が消えてしまう可能性も。
サイディング模様を残したいという方におすすめの塗料がクリヤー塗料です。
クリヤー塗装は透明な仕上がりになるのが特徴で、元々のサイディング模様を塗りつぶさずそのままの状態で仕上がります。
汚れが付きにくい低汚染塗料
日の光が弱い場所や湿気が強い場所には汚れ・カビ・藻が付着しやすい特徴があります。
このような汚れは何としても避けたいという方も多いでしょう。
そんな方におすすめの塗料が「低汚染塗料」です。
低汚染塗料は外壁部分に汚れが付着しにくい塗料で、親水性が高くなっています。
「外壁を綺麗な状態で保っていたい」「外壁が白いため汚れを付きにくくしたい」という方は低汚染塗料がおすすめです。
サイディング塗装の費用を抑える3つの方法
サイディング塗装の費用は決して安くはありません。
しかしいくつかのポイントを守ることで、費用を抑えることができます。
ここではサイディング塗装の費用を抑える3つの方法についてご紹介します。
外壁・屋根の塗装を同時に塗り替える
外壁・屋根の塗装を同じタイミングで塗り替えると、サイディング塗装の費用を抑えられることはご存じでしょうか。
その理由は足場の設置費用です。
外壁塗装と屋根塗装を別々で行うと、それぞれに足場代が必要となってきます。
足場代は自宅の高さや建物の外周で変わってきますが、30坪程度の外壁塗装を行う場合は足場にかかる費用だけでも15万円前後は必要です。
同時に塗装を行うと足場設置台が1回に抑えることができるため、大幅にコストをカットできます。
火災保険の補償が受けられる
火災保険に加入している場合は、一定の条件を満たすことで外壁塗装に火災保険を適用できます。
火災保険の適用条件
- ①・外壁の破損が台風・強風・大雪等が原因の場合
- ②・被災から3年以内に保険料の申請を行った場合
- ③・補修費用が免責金額を超える場合
適用条件は加入している保険によって違いがありますが、経年劣化や老朽化に伴う保証に関しては対象外です。
また外壁に発生するカビ・コケ・サビが原因の破損に関しても対象外であるため、日々のメンテナンスは忘れないよう注意しましょう。
自社施工の会社に依頼する
サイディング塗装を行う場合は大手のハウスメーカー・リフォーム会社に依頼すると費用が高くなってしまいます。
そのため自社施工で地域密着型の外壁塗装業者に依頼することをおすすめします。
その理由として大手ハウスメーカーなどでは、依頼を受けても工事は下請けに任せているケースが多いです。
下請け業者に依頼すると、仲介手数料が必要となり工事費用の負担額が高くなってしまいます。
自社施工の会社に依頼する場合は外部に委託しないため、仲介手数料を取られる必要がありません。
信頼できる自社施行会社に依頼すれば品質も高く費用も安いため、大幅なコスト削減につながります。
サイディング塗装の実績経験が豊富な業者を選ぶ
サイディング塗装を依頼する場合は塗装経験が豊富な業者に選ぶようにしましょう。
「塗り替え一番屋」では国家1級塗装技能士が在籍し少数精鋭の自社職人のみを採用しています。
そのため品質には自信を持っており、名古屋市内を中心に3,800件以上も外壁塗装・屋根塗装・雨漏り工事の施工実績があります。
サイディング塗装を行おうか悩んでいる方は相談から見積もりまで無料で行っていますので、お気軽にご連絡ください。
まとめ
サイディング塗装は大切な住宅を長く綺麗に使っていく上で非常に重要です。
しかし品質が高く安い費用で工事をしてくれる業者はなかなか見つからないもの。
「塗り替え一番屋」は100%自社職人で工事を行っており、作業終了の完工チェックも社長が100%対応して品質の確認を行っています。
また工事完了・確認後に最長で10年の保証書もお付けしております。
名古屋市内でサイディング塗装を検討されている方はWEB・電話で無料相談を承っています。
他社様との相見積もりも歓迎しておりますので、ぜひ一度ご相談下さいませ。