外壁塗装のローン返済シミュレーション!メリット・デメリットも解説
2021.08.13 (Fri) 更新
外壁塗装は数十万円~数百万円と大金が必要となってきます。
すぐに費用を捻出できず、ローンを組もうか検討している方も多いのでは。
ローンを組むことで外壁塗装をすぐに始められるというメリットもありますが、金利が掛かってくるデメリットも。
ここではローンの「返済シミュレーション」に加えて「ローンを組む場合のメリット・デメリット」「ローンを選ぶ基準」についてご紹介します。
目次
外壁塗装はローンの利用が可能?
「外壁塗装の時期が来たけれど資金がないから先延ばしにしよう…。」と考えている方も多いのでは。
外壁塗装の費用は家の規模によって違いがありますが、80万円~120万円が相場とされています。
それだけの金額をすぐに捻出するのは大変というかたも当然いらっしゃるでしょう。
じつは外壁塗装でローンを活用することは可能です。
ローンは借入のためできるだけ避けたいと考える方もいらっしゃるのでは。
しかし適切に利用することで住宅と家計に大きなメリットが生まれる可能性もあります。
金銭的に余裕がなく外壁塗装が必要な方は、ローンを利用することも視野に入れましょう。
外壁塗装の返済シミュレーション
外壁塗装ローンの金利相場は2~3%とされています。
中には4%以上の金利を打ち出しているケースもありますが、外壁塗装ローンとしては高すぎるため注意が必要です。
ここでは金利相場2~3%の間を取り「2.5%」を基準にして、3年・5年・10年で完済する場合のシミュレーションをします。
ローンを利用して外壁塗装を検討中の方は必見です。
3年で完済する場合
借入金額 | 総返済額 | 総金利額 | 月々返済額 | 年間返済額 |
---|---|---|---|---|
50万円 | 519,486円 | 19,486円 | 14,430円 | 173,160円 |
60万円 | 623,388円 | 23,388円 | 17,316円 | 207,792円 |
70万円 | 727,290円 | 27,290円 | 20,202円 | 242,424円 |
80万円 | 831,190円 | 31,190円 | 23,089円 | 277,068円 |
90万円 | 935,088円 | 35,088円 | 25,975円 | 311,700円 |
100万円 | 1,038,992円 | 38,992円 | 28,861円 | 346,332円 |
110万円 | 1,142,892円 | 42,892円 | 31,747円 | 380,964円 |
120万円 | 1,246,792円 | 46,792円 | 34,633円 | 415,596円 |
130万円 | 1,350,697円 | 50,697円 | 37,519円 | 450,228円 |
上記の表はあくまで目安であり、使用する塗料や自宅の規模によって額が変わってきます。
またボーナス返済額の割合を抜かしている金額となるため、ボーナスを返済に充てられる方は表よりも月々返済額が減少することも覚えておきましょう。
5年で完済する場合
借入金額 | 総返済額 | 総金利額 | 月々返済額 | 年間返済額 |
---|---|---|---|---|
50万円 | 532,388円 | 32,388円 | 8,873円 | 106,476円 |
60万円 | 638,876円 | 38,876円 | 10,648円 | 127,776円 |
70万円 | 745,357円 | 45,357円 | 12,423円 | 149,076円 |
80万円 | 851,847円 | 51,847円 | 14,197円 | 170,364円 |
90万円 | 958,330円 | 58,330円 | 15,972円 | 191,664円 |
100万円 | 1,064,810円 | 64,810円 | 17,747円 | 212,964円 |
110万円 | 1,171,294円 | 71,294円 | 19,522円 | 234,264円 |
120万円 | 1,277,783円 | 77,783円 | 21,296円 | 255,552円 |
130万円 | 1,384,265円 | 84,265円 | 23,071円 | 276,852円 |
10年で完済する場合
借入金額 | 総返済額 | 総金利額 | 月々返済額 | 年間返済額 |
---|---|---|---|---|
50万円 | 565,556円 | 65,556円 | 4,713円 | 56,556円 |
60万円 | 678,682円 | 78,682円 | 5,656円 | 67,872円 |
70万円 | 791,810円 | 91,810円 | 6,598円 | 79,176円 |
80万円 | 904,932円 | 104,932円 | 7,541円 | 90,492円 |
90万円 | 1,018,053円 | 118,053円 | 8,484円 | 101,808円 |
100万円 | 1,131,190円 | 131,190円 | 9,426円 | 113,112円 |
110万円 | 1,244,310円 | 144,310円 | 10,369円 | 124,428円 |
120万円 | 1,357,423円 | 157,423円 | 11,312円 | 135,744円 |
130万円 | 1,470,550円 | 170,550円 | 12,255円 | 147,060円 |
10年ローンには注意点があり、耐久性が低い塗料を使用すると費用は抑えられますが、返済終了してまもなく外壁塗装の時期に差し掛かる場合があります。
10年ローンを組む際は耐久性の高い塗料を使い、ローン終了後に次回の費用を少しでも貯められる期間を設けましょう。
外壁塗装でローンを組むメリットとは
外壁塗装の工事は1度に100万円近い費用が掛かります。
この費用を一括で支払うのは簡単なことではありません。
この費用を貯金から捻出して使うのか、ローンを利用するのか悩みどころといえるでしょう。
ここでは外装塗装でローンを組む場合のメリットについてご紹介します。
手元の資金が少なくても依頼可能
外装塗装は手元に資金が無いと、すぐに施工ができず資金ができるまで放置しなければいけなくなります。
また足りない分を貯蓄しようにも、それなりに時間が掛かってしまうことも。
このように資金が無くてもローンを組めれば外壁塗装の依頼がすぐにできます。
また手持ち資金を頭金にして残りの費用をローンにする方法もあります。
将来的な工事費用を抑えられる
外装塗装をせずに長い間放置しておくと、後々に大きな費用が掛かる可能性があります。
例えばひび割れが起きている状態を放置して、知らぬ間に建物内部に雨水が侵入し建材に大きなダメージを与えてしまう場合も。
雨水が侵入して家にダメージを与える前に対処すれば安く済んだはずの工事が、何倍もの費用がかかってしまうこともあります。
ローンを利用することで早めに対処でき自宅のダメージを防げるため、結果的に費用が抑えられます。
手元に資金を残しておける
子供の進学や病院の入院・手術代など、大きいお金が必要になってしまったときに外壁塗装の費用まで捻出は難しい方も多いでしょう。
また予想だにしない出費のために、手元に資金は残しておきたいもの。
ローンを利用することで資金が残り、万が一の自体に備えられるのは大きな魅力といえるでしょう。
外壁塗装でローンを組むデメリット
続いては外壁塗装でローンを組んだ場合のデメリットについて説明します。
ローンを利用する場合は「金利」「審査」「返済計画」について理解しましょう。
金利を支払う必要がある
ローンを組むことは借入を行うことであるため、当然金利が必要となってきます。
借入金額や返済期間によって月々の返済額も変わり、返済期間が長ければ金利も長く支払う必要も。
ただし外壁塗装を早く行うことで将来的な費用は抑えられます。
工事を放置して費用が膨らむことを考えると、金利の負担はそこまで大きいとはいえません。
審査に落ちる可能性がある
ローンを組む場合は問題なく返済が可能かどうか、借入先が審査を行います。
ここで借入先が「返済は難しいのでは?」と判断すると審査に落とされる可能性があるでしょう。
借入には条件があり職種・収入・勤続年数など、様々な理由があります。
しかしローン会社は審査が落ちた理由を公開しません。
思い当たることが分かる方は原因の部分を解消してから再度審査に望みましょう。
返済計画を立てる必要がある
ローンを組むと月々の返済が必要であるため、出費がどうしても増えてしまいます。
返済能力があったとしても、同じ状況で何年間も問題なく支払っていけるかどうかは保証されていません。
ローンを組んでも貯蓄をしながら返済が可能であるか、慎重に計画する必要があります。
ローンを選ぶ基準とは
外壁塗装をするにあたりローンを組もうと決めた後は、どのような方法で借入をするかが重要です。
ここではローンを選ぶ基準についてご紹介します。
住宅ローンと同じ金融機関に相談
外壁塗装を行う場合は物件を一括返済か短期ローンで完済済みでもない限り、住宅ローンの返済中である方がほとんどではないでしょうか。
ローン返済中の状態であれば、住宅ローンと同じ金融機関に相談することで「金利優遇制度」を受けられる可能性があります。
金利優遇とは提示されている金利から、数%差し引いた金利で融資してもらえる制度のことです。
どの金融機関であっても金利優遇制度は導入しているため、まずは相談してみることをおすすめします。
金利が安いのは銀行の有担保ローン
「金利の安さを重視している」という方には銀行の「有担保ローン」をおすすめします。
手続きが多く審査が通過するまで時間がかかるデメリットがありますが、金利を抑えることが可能です。
一方で諸費用が多いため総合的に見て支払額が高くなることも。
また返済ができなくなったときは、債務の弁済として担保を差し押さえられる場合があることも理解しなければいけません。
面倒な手続きが少ない無担保ローン
「無担保ローン」は有担保ローンと比べると金利は高くなってしまいますが、面倒な手続きが少なく担保が不要というものです。
また審査期間が短いため、すぐに外壁塗装をしたい方におすすめといえます。
無担保ローンは銀行や信販会社などほとんどの金融機関で取り扱いされていますが、外壁塗装店を経由して申し込めることも稀にあるため検討中の方は相談してみると良いでしょう。
住宅ローン減税を活用する
ローンが通過したものの支払い額を少しでもお得にしたい方は住宅ローン減税を活用しましょう。
住宅ローン減税を利用すれば年末調整でローン残高の1%が所得税から控除されます。
住宅ローン減税を適用するためにはいくつかの条件を満たす必要があります。
条件は以下の7つです。
- ①:対象住宅に対して10年以上のローンがあること
- ②:登記上の床面積が40~50㎡未満で、合計所得金額が1,000万円以下であること
- ③:建物の所有者が居住していること
- ④:合計所得金額が3,000万円以下である
- ⑤:増改築の場合は工事費が100万円以上であること
- ⑥:工事から半年以内で該当物件に居住している
- ⑦:中古住宅である場合は耐震性能が十分にあること
細かい条件となっていますが、これらをクリアしていれば住宅ローン減税が受けられます。
該当している方は積極的に利用しましょう。
ローン会社と提携している外壁塗装業者を選ぶ
外壁塗装の費用をローンで支払うと決めた方は、自身でローン会社に連絡をして審査を受ける必要性があります。
中には「外壁塗装業者を経由してローン会社に依頼できないの…。」と思う方もいらっしゃるでしょう。
ローン会社と提携している業者は大手ハウスメーカーやリフォーム会社でも少なく、外壁塗装業者の場合ほとんどが提携していません。
しかし「塗り替え一番屋」ではローン会社と提携しているため、自らローン会社を探して審査を受けるための連絡をする必要がありません。
そのため審査が受かった時点で工事に取り掛かれるため、期間も短くスムーズに外壁塗装が進められます。
まとめ
外壁塗装は十数年に1度とはいえ、いつかは必ず行わなければいけません。
費用も莫大な金額であるため、ローンを組む選択肢は重要であるといえます。
しかし外壁塗装工事で最も重要なことは、良い塗装会社を選ぶことです。
「塗り替え一番屋」では100%自社職人で工事を行っており、委託業者への中間マージンが発生せず高品質で原価が安い施工が可能。
また施工後5年・10年の長期保証制度も付けていますので、長いお付き合いができるとお客様にも安心していただいております。
名古屋市内で外壁塗装を検討中の方は、ローンのことも含めお気軽にご相談ください。