安いだけの外壁塗装に注意!悪い業者の見分け方と安くするコツ
2021.08.13 (Fri) 更新
多額な費用を必要とする外壁塗装を少しでも安く依頼したいという方も多いのでは。
しかし値段だけで判断してしまうと悪徳業者に引っかかって、思いもよらない高額請求されるケースがあります。
ここでは「悪徳業者が行う5つの手口」「外装塗装の費用を安くする5つのコツ」「費用が高くなってしまうNG行為3選」をご紹介します。
目次
外壁塗装の費用相場はどのくらい?
数十万円~数百万円ほど必要になってくる「外壁塗装」。
しかし具体的にどのくらいの費用が掛かってくるのか分からない方も多いのではないでしょうか。
外壁塗装は坪数・塗装面積によって相場が違います。
坪数 | 塗装面積 | 相場 |
---|---|---|
10坪 | 40㎡ | 約20~40万円 |
20坪 | 79㎡ | 約40~70万円 |
30坪 | 119㎡ | 約60~100万円 |
40坪 | 158㎡ | 約80~130万円 |
50坪 | 198㎡ | 約100~160万円 |
60坪 | 238㎡ | 約120~200万円 |
70坪 | 277㎡ | 約140~230万円 |
上記の表はあくまで目安の相場であり、使用する塗料・依頼する業者によって価格は変わってきます。
自身にどのような方法が合うのか、じっくり検討した上で外壁塗装の契約をしましょう。
悪徳業者が行う5つの手口
外壁塗装を行うにあたり最も注意したいのが悪徳業者への依頼。
「そんなにたくさんいないでしょ!」と思われている方は、とくに気を付けましょう。
じつは外壁塗装業界には悪徳業者が多くいます。
とはいえ何を基準に優良業者と悪徳業者を見分ければいいのか分からない方も多いでしょう。
ここでは悪徳業者が行ってくる手口を5つご紹介します。
すでに依頼している業者の行いが手口と重なっているようであれば注意しましょう。
自宅訪問してくる
悪徳業者は自宅をいきなり訪ねてきて「外壁にひびが入っていて倒壊しそう」「外壁にチョーキングがついてるので塗り替え時期です」など、専門用語を使い不安を煽るような言動をする手口を使ってきます。
優良の外壁塗装業者は突然押しかけるような自宅訪問は行いません。
具体的なことを言わずに不安を煽ってくる業者には即刻帰っていただくようお願いするか、証拠となる写真を提示してもらい別の業者に確認するようにしましょう。
大幅な値引きをしてくる
外壁塗装工事には多額の費用が掛かってきます。
業者によっては多少値引きに応じてくれますが、端数を切るなど調整程度に行われる場合がほとんどです。
そのため数十万円の値引きをしてしまうと業者側に利益が生まれないので、大幅な値引きをしてくる場合は悪徳業者である可能性が高いです。
このような業者は初めから高額な費用を提示しているか、後から不要な工事を勝手に行い追加請求してくる場合があります。
また「モニター価格で割引します」「本日の契約で大幅値引きします」などの文句にも注意しましょう。
工事費用が全額前払い
外壁塗装の費用を支払うタイミングは工事が完了した後が一般的とされています。
工事をする前に全額払ってしまうと、施工ミスが起きたときに追加料金を請求されるケースがあります。
最悪の場合はお金を受け取った時点で工事もせず逃げてしまう業者も。
工事費用を全額前払いさせようとしてくる業者は、悪徳業者である可能性が高いため必ずお断りしましょう。
見積書の記載が不十分
見積書を詳細に記載せず、あいまいな表現をするのも悪徳業者の手口です。
例えば見積書に「塗装工事一式=○○円」というような表記をし、作業の工程・数量・単価を記載していない場合は注意しましょう。
もしあいまいな見積書をだしてくる業者に塗装の依頼をした場合は、必要な工程を行ってくれない・塗装を2回塗りにされるなどトラブルの元になる可能性があります。
「一式」と記載されている見積もりは危険であるため、詳細な情報を記載された見積もりを要求するようにしましょう。
契約を急がせる
すぐに契約を迫ってくる業者も悪徳業者である可能性が高いです。
そのような業者は「契約をもらうまで帰らない」など居座り続ける場合があります。
もし断り続けても帰らない場合は不法退去罪(刑法130条)となるため、すぐさま警察に連絡をしましょう。
また断ろうとすると態度が悪くなる業者もいるため危険が伴います。
何かあったときに証拠となるよう、状況を録音しておくことをおすすめします。
また不法退去罪(刑法130条)は完全に違法行為であるため、不法行為に対して損害賠償請求が可能です。
外壁塗装の費用を安くする5つのコツ
外壁塗装は非常に高額であるため、できるかぎり費用は抑えたいもの。
ここでは外壁塗装の費用を安くする5つのコツについてご紹介します。
相見積もりは必ず行う
相見積もりとは複数の外壁塗装業者から見積もりを取り、全体的な費用相場を知るとともに優良業者を選定するために行います。
さまざまな業者から見積もりを取ることで、安い業者を選べられ悪徳業者を避けられるメリットがあります。
また優良業者の見積書と悪徳業者の見積書の違いが確認できる可能性があるため、今後の役に立つ情報を得られるという観点から必ず相見積もりは行っておきましょう。
支払いを現金で行う
最近はキャッシュレスの時代に突入しているため、現金一括払いではなくクレジットカードに対応している外壁塗装業者も増えてきました。
クレジットカードはポイントが貯まるメリットがあるためお得に感じる方も多いですが、業者側はカード会社に2~3%の手数料を支払う必要があります。
そのためクレジットカード払いで支払うと業者側の利益が減ってしまうため、値下げ交渉が難しくなってしまいます。
値下げをしなくてもポイントの方が上回るのであれば問題ありません。
しかしポイントよりも値引き額の方が上回る場合は、現金で支払うことをおすすめします。
塗料のグレードを落とす
塗料には多くの種類があり、耐久年数・費用に大きな違いがあります。
現在主流となっているのはシリコン・ラジカル制御の塗料です。
フッ素塗料と比べると費用が抑えられ耐久年数も長めであるため、人気の塗料となっています。
もし費用を極力抑えたい場合はシリコン塗料を使うことをおすすめします。
シリコン塗料の相場は1平米当たり2,500円~3,500円で耐久年数が10~12年となっています。
地域密着型の外壁塗装業者に依頼する
外壁塗装の費用を抑えるためには業者選びが重要となってきます。
大手ハウスメーカーやゼネコンで依頼すると委託業者に任せるため、中間マージンを支払う必要性があります。
地域密着型の外壁塗装業者は外部に委託せず全て自社で施工を行うため、仲介手数料が発生しません。
そのため大手ハウスメーカーと比べると費用を20~30万円ほど抑えられる可能性も。
信頼できる自社施工会社に依頼すると高品質でコストも削減できるためおすすめです。
外壁と屋根を同時に塗装する
外壁と屋根を同じタイミングで塗り替えると全体的な費用を抑えられます。
理由としては外壁塗装時の足場代です。
外壁塗装と屋根塗装はバラバラに行うと、それぞれの作業に足場費用が必要となってきます。
足場は建物の外周や高さで費用が変わりますが、30坪程度の家で15万円前後が掛かります。
しかし外壁・屋根の足場を同時に設置すると費用が1回分で済むため、大幅にコストカットが図れます。
費用が高くなるNG行為3選
外壁塗装を行う場合は費用を抑えたいと考えるのは当然です。
しかし一歩間違えてしまうと、逆に費用が高くなるケースがあります。
ここでは費用が高くなってしまうNG行為についてご紹介します。
過度な値切りを要求する
外装塗装業者に依頼する際にしつこく値切りを要求すると、予定していた予算内で施工ができなくなり必要な工程をカットする可能性が出てしまいます。
優良な外装塗装業者は費用を極力抑えて契約してもらっていることが多いため、割引しすぎると業者側に利益がなくなってしまいます。
品質の高い工事を行いたい場合は無理なお願いをするのは避けておきましょう。
クレジットカードの支払いをリボ払いにする
リボ払いは月々の返済額は抑えられますが、金利を高く支払いつつ元本は減らないため将来的に大きな損益となってしまいます。
分割払いをしたい方はリボ払いではなく、クレジットカードの分割払いかカードローンや銀行ローンを活用しましょう。
市販の塗料を使い自分で塗装する
市販の塗料を使い、自分で塗装するDIYは避けることをおすすめします。
外壁塗装業者の仕事に携わっていた方であれば良いのですが、そうではない方が行うと色ムラが起きたり怪我の原因になる恐れがあります。
塗装が上手くいかず短期間で業者に依頼する必要が出て、結果的に支払総額が増えるケースも。
「費用を抑えたいから自分で塗装すればいい!」と考えるのは止めておきましょう。
豊富な実績を持つ外壁塗装業者を選ぶ
外壁塗装をできるだけ安く済ませたい方は豊富な実績を持っている外壁塗装業者を選びましょう。
「塗り替え一番屋」では少数精鋭の自社職人のみを採用しており、高品質で安い原価で施工が可能です。
また名古屋市内を中心に3,800件以上の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り工事の施工実績も。
費用を抑えたい方は地域密着型で100%自社職人だけで施工を行う「塗り替え一番屋」までご連絡ください。
まとめ
外壁塗装は約10年に1度は必ず行う必要なメンテナンスです。
塗装のタイミングが遅れてしまうと、後々に多くの費用が追加で掛かってしまう可能性があります。
しかし工事費用が数十万円~数百万円も必要であるため、すぐに施工を行えない場合も。
「塗り替え一番屋」では委託業者に任せず作業は自社の職人が行うため、中間マージンなどの余計なコストを極力かけずに作業ができます。
名古屋市内にお住まいの方で費用を抑えつつ品質の高い外装塗装工事をご希望の方は、「塗り替え一番屋」までぜひ一度お問い合わせください。