外壁塗装色で失敗しない方法9選!注意点と具体的な対処法を解説
2021.08.31 (Tue) 更新
- 外壁塗装の色選びで失敗したくない
- 失敗しないために注意することって何?
- もし失敗した場合の対処方法ってあるの?
外壁塗装は数百万円近くの高額費用が必要であるため、これらのような悩みを持っている方も多いのでは。
ここでは「外壁塗装色選びで押さえておくべきポイント9選」「外壁塗装で失敗しないための注意点」「実際に失敗したときの対処法」を解説します。
最終的にどのような外壁塗装業者を選べば良いのかご紹介します。
外壁塗装色選びで迷われている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
外壁塗装色でよくある失敗とは
外壁塗装は数十万円~数百万円と高額費用が掛かるため、失敗したくないと思うのは当然のこと。
しかし全ての人が満足する外壁塗装を行えているわけではありません。
ここでは外壁塗装でよくある失敗についてご紹介します。
イメージと仕上がりに違いがある
外壁塗装の良くある失敗で最も多いのが「イメージと仕上がりが違う」というものです。
色見本帳やカラーシミュレーションツールを使って慎重に選んだものの、施工が完了したらイメージと違っていたなんてことも。
外壁塗装色を決める際は色見本帳やカラーシミュレーションツールだけではなく、決定した色に似た塗装がされている家を探して参考にしてみましょう。
玄関・屋根の色とマッチしない
実際に施工してみたものの玄関や屋根の色とマッチせず、まとまりがない色合いになっているケースがあります。
外壁塗装の色選びの間違いである可能性が高いため、外壁塗装業者とよく相談してから決めるようにしましょう。
汚れが目立ちやすい塗料を選んでしまった
外壁塗装色には汚れが目立ちやすいカラーがあります。
主にホワイト・ブラックは砂や土ホコリの汚れが目立ちやすく、レッド・ブルーなどは粉塵や黄砂などの汚れが目立ちやすいとされています。
外壁塗装色選びで失敗しないためのポイント9選
外壁塗装の色選びではいくつかの注意点に気を付けることで、失敗する確率が大幅に減ります。
ここでは外壁塗装色選びで失敗しないためのポイント9選をご紹介します。
試し塗りをお願いする
外壁塗装業者によっては外壁に試し塗りを行ってくれるところがあります。
試し塗りを行うと完成後のイメージがつきやすいため、色選びのミスを抑えられます。
外壁塗装業者に試し塗りが可能か確認し、天気の良い日・悪い日・朝昼晩も含めてどのような仕上がりになるのか試してみましょう
面積効果に注意する
面積効果とは全く同じ色でも面積の大きさで見え方が異なることを指します。
塗料のカタログ・色見本帳と実際の色では見え方が違う場合が多いため、面積効果を理解しておくことは外壁塗装色選びにおいて重要な工程の一つです。
色見本は屋外で確認する
外壁塗装色の仕上がりは色見本やカラーシミュレーション通りになる確率は少ないといって良いでしょう。
また外壁塗装色は太陽光の当たり具合や影の当たり方で見え方が違います。
そのため色見本を使う場合は太陽光に照らして、実際の外壁に直接当てて確認すると仕上がり具合がイメージしやすくなるでしょう。
塗料の艶具合をチェックする
外壁塗装の塗料は艶の加減も調整可能です。
艶が必要な場合は「七分艶・五分艶」を選び、艶が必要ない場合は「三分艶・艶消し」を選ぶようにしましょう。
なお艶加減の確認は晴れの日に明るい場所でチェックしないと艶がどのくらいか分かりにくく、色選びで失敗する可能性が高くなるため注意が必要です
サッシ・ドア・屋根との相性を考える
外壁塗装色を決める場合は外壁だけに注力してしまうと、失敗の原因になりかねません。
サッシ・ドア・屋根との相性も考えた上で色を決めないと、バランスが崩れた見た目の悪い外壁となってしまいます。
軒天は薄い色を使う
色の組み合わせで見え方は変わりますが、軒天は外壁よりも薄い色を使うことが基本となっています。
軒天は日の光が上から当たり影になるため、ブラック系の塗装色を選ぶと他の部分より暗く見えることも。
ホワイト系や薄い色は軒天に塗ると立体感を感じられ、室内から外を見た際に明るく見える特徴があります。
家の写真で影の具合を確認する
気になっている色で塗装されている建物の写真があれば参考にすることをおすすめします。
外壁塗装は天候によって見え方が変わるため、写真と比較することは重要です。
また写真を見るときは影になっている箇所と日が当たっている箇所に注意しましょう。
屋根の下部は影になっており天気の悪い日に見ると、どのような状態の見え方であるのか良く分かります。
また外壁に日が当たっている場合は晴れている日の色合いも判断できますよ。
周辺の住宅とのバランスを考える
周囲の戸建てがどのようなカラーを採用しているのか、周りの住宅カラーとのバランスを知るためにも必ずチェックしておきましょう。
また周囲の環境に合わせるのか周囲よりも目立たせるのかは、外壁塗装業者と打ち合わせして事前に決めておくことをおすすめします。
景観ガイドラインの有無を確認する
外壁塗装の施工時に注意して欲しいのが、周囲の景観を乱していない色であるかどうかです。
市区町村によっては街の景観を損なわないよう「景観ガイドライン」を定めている場合も。
新築購入時や外壁塗装を初めて行う場合は、必ず該当の市区町村にガイドラインが定められていないか確認が必要です。
もしお住いの地域に景観ガイドラインが定められている場合は、外壁塗装業者と相談しながら好みの塗装色を決めていきましょう。
外壁塗装色選びで失敗しないコツ
外壁塗装の色選びをする際に自分の家は何色が合うのか、いまいち分からないという方も多いのではないでしょうか。
しかし高額な費用を出して外壁塗装をするからには、気に入らない色に塗装したくないと思うのは当然のこと。
ここでは外壁塗装の色選びで失敗しない4つのコツについてご紹介します。
落ち着いた雰囲気の色を選ぶ
外壁塗装は自分で色を決められるため、個性的な色にしたいと考える方も多いでしょう。
よほどのことがない限り問題はありませんが、あまりにも派手な色の外壁にしてしまうと「変わった人が住んでいる場所…。」と余計な先入観を持たれてしまうかもしれません。
外壁塗装は個性的で派手な色を選ぶよりも、落ち着いた色を選ぶ方が周囲の風景に溶け込みやすく無難といえます。
また塗装後に汚れが目立ちにくいベージュ系などは雰囲気を壊さないため景観ガイドラインにも抵触することはありません。
近所の家・街並みの景観を確認する
自分の選んだ外壁塗装色が周辺の家と調和がとれているか確認する必要があります。
ベージュ系やホワイト系の建物が立ち並ぶ中で、1棟だけ赤や青のような原色の家があると違和感が出てしまいます。
近所の家はもちろん街全体の雰囲気を壊していないか、バランスを考えて塗装しましょう。
同じ塗料を施工した家を見せてもらう
色見本やカラーシミュレーションツールを使うだけではなく、実際に同じ塗装をした家の現場に連れて行ってもらうこともおすすめです。
しかし外壁塗装業者によっては個人情報の関係で見せてくれない場合もあります。
もし見せてもらえた場合は塗装した時期を確認した上で
- 汚れが目立つ色か
- 塗装の塗りむらがないかどうか
- 耐久性を保っているか
などをチェックしておきましょう。
色見本は大きめのサイズで作ってもらう
外壁塗装の具体的な色を決めるために、塗装業者から色見本を渡されます。
渡された色見本が小さいサイズであれば、大きいサイズの色見本が作成可能か聞いてみましょう。
色見本帳や塗板などのサンプルは面積の大小によって色の見え方が変わり、面積効果の影響を受けやすいとされています。
小さい色見本だけで塗装色を決定すると、施工完了後にイメージと全く違う仕上がりになるケースがあります。
色を決める場合はできる限りサイズの大きい色見本をもらい、実際の外壁と照らし合わせるようにしましょう。
外壁塗装の色選びで失敗した際の対処法
外壁塗装でイメージと違う色に仕上がってしまったなどの失敗は良くあります。
万全に準備していたのにも関わらず、思っていた色と違うものになった場合はどうすれば良いのでしょうか。
ここでは外壁塗装の色選びで失敗したときの対処法について解説します。
外壁塗装業者に直接連絡する
外壁塗装において何かしらの問題が起きた場合や疑問に感じたことがあれば、現場責任者にすぐに話をしましょう。
相談しようか迷っている間にも工事はどんどん進んでしまいます。
また現場監督に相談しても問題が改善しない場合は、依頼している外壁塗装業者に直接連絡しましょう。
施工完了後に問題を指摘しても復旧できなければ意味がありません。
使用した塗料が正しいものか確認する
イメージと仕上がりがあまりにも違う場合は依頼している塗料が使われたかどうか必ず確認しましょう。
万が一違う塗料が使われていた場合は塗り直しの要求が可能です。
また塗料が間違っていなくても、乾く前と後で見え方が大きく変わる場合があります。
施工前に見え方の違いに対して話しがなかった場合は、現場責任者から納得のいく説明をしてもらうようにしましょう。
塗料の変更と費用について話し合う
塗料が間違っていなくても仕上がりに納得がいかない場合は、塗料の変更が可能か確認することをおすすめします。
作業工程が前半の場合は塗料を変更するだけで修正可能になるケースも。
施工完了後に再塗装になると追加料金が必要になる場合もあるため、気になった時点で早めに対策を取るようにしましょう。
最後までしっかり対応してくれる外壁塗装業者を選ぶ
外壁塗装の失敗は色選びの段階で起きるケースが多くあります。
そのため外壁塗装業者と色選びについて納得いくまで打ち合わせを行うのは、色選びにおいて重要な過程の一つです。
「塗り替え一番屋」では実際の家の写真を使い塗り替えイメージを見て、さまざまなカラーパターンを確認できるようにしています。
また最新のカラーシミュレーションツールを活用し、リアルに仕上がりをイメージできるようにしています。
まとめ
外壁塗装は数百万円近くの費用を掛けるため、失敗しないか不安という方も多いのでは。
「塗り替え一番屋」ではそのような失敗がないように、お客様の自宅の写真を使いその場で外壁・屋根塗装のカラーパターンを提出できるようにしています。
- 外壁塗装色の仕上がりイメージが想像できない…。
- 新築で購入して初めての外壁そうだから不安。
- 近所の家と調和を図れるような色にしたい。
そのような悩みをお持ちの方は相談・見積もり・診断を全て無料で行っている「塗り替え一番屋」まで、ぜひご連絡くださいね。