【プロ直伝】外壁塗装の「塗料の選び方」最重要ポイントは3つ!
2021.08.31 (Tue) 更新
- 外壁塗装したいが塗料の選び方を知りたい
- 塗料の相場を知りたい
- 外壁塗装の塗料選びで失敗しない方法ってあるの?
外壁塗装の塗料を選ぶ際は種類が豊富にあるため、悩まれる方も多いのではないでしょうか。
しかし塗料のことを理解するだけで、外壁塗装で失敗する確率は大幅に減ります。
ここでは外壁塗装の塗料の「選び方」に加え「機能と特徴」「塗料の相場」「塗料選びで失敗しない方法」についてご紹介します。
目次
外壁塗装の塗料の選び方!3つのポイント
外壁塗装をする際にどんな塗料を選べば良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは外壁塗装の塗料の選び方を3つのポイントに分けてご紹介します。
選び方①:外壁材と塗料の相性で選ぶ
外壁材には「モルタル外壁」「窯業系サイディング」「金属サイディング」「ALC」があり、それぞれに相性の良い塗料があります。
ここでは外壁材ごとの塗料の相性についてご紹介します。
・モルタル外壁
モルタル外壁はひび割れが起きやすい外壁材です。
使われる塗料は弾性塗料で伸縮性に優れているため、ひび割れが起きても塗膜が伸びて外壁の寿命を保ってくれます。
・窯業系サイディング
窯業系サイディングは蓄熱しやすい性質があり、透湿性の低い塗料を使うと塗装の表面が膨れてしまうため注意が必要です。
そのため透湿性の低い弾性塗料は向いておらず、透湿性の高い塗料が向いています。
・金属サイディング
金属サイディングは表面が高温になりやすいため、熱に弱い弾性塗料は向いていません。
また金属サイディングへ塗装するには、金属サイディング素材が対応している塗料を使う必要があります。
・ALC
軽量で熱に強いALCは多孔質で吸収性が高いため、水に強い透湿性の塗料が向いています。
選び方②:塗料の種類で選ぶ
塗料の種類はグレードごとで価格や耐用年数が決まっています。
塗料には「アクリル塗料」「ウレタン塗料」「シリコン塗料」「ラジカル塗料」「フッ素塗料」「光触媒塗料」「無機塗料」があります。
中でも人気があるのはシリコン塗料・ラジカル塗料・フッ素塗料の3種類です。
選び方③:塗料の機能や特徴で選ぶ
外壁塗装で塗料を選ぶ場合は機能や特徴を理解した上で選ぶようにしましょう。
ここでは「シリコン塗料」「ラジカル塗料」「フッ素塗料」の詳細についてご紹介します。
シリコン塗料の機能と特徴
シリコン塗料はコスパが良く耐久性が高いため、最も主流となっている塗料です。
耐用年数は10年~15年あり、相場が2,300円~3,000円ほどとなっています。
アクリルやウレタン塗料と比べて耐久性が1.5倍ほど高く汚れに強い特徴を持っています。
ラジカル制御塗料の機能と特徴
ラジカル塗料は耐用年数が12年~15年と長く、相場も2,500円~3,000円とシリコン塗料と同じくらいです。
耐用年数・耐侯性・防汚性に優れており、これから主流になりつつある塗料の一つです。
しかしまだまだ取り扱っている業者も少ないため、使いたくても断られてしまうケースがあります。
しかし品質・性能は良いため、今後扱う業者が増えてくる可能性が高いです。
フッ素塗料の機能と特徴
フッ素塗料の耐用年数は12年~15年となっており、相場は3,800円~4,800円程と高めに設定されています。
しかし耐侯性に優れ劣化がしずらく、汚れをはじき長持ちする塗料です。
スカイツリーなど業務用の建物にも使われていますが、品質の高さから一般の戸建て用としても使われ始めています。
外壁塗装の塗料ごとの相場はどのくらい?
外壁・屋根塗装の値段は塗料のグレードでも大きく変わります。
長持ちする塗料の場合は値段・相場が高くなる傾向に。
塗料の種類 | 耐用年数 | 相場 |
---|---|---|
アクリル塗料 | 3~8年 | 1,000~1,800円/㎡ |
ウレタン塗料 | 5~10年 | 1,500~2,500円/㎡ |
シリコン塗料 | 7~15年 | 1,800~3,500円/㎡ |
ラジカル制御塗料 | 14~16年 | 2,500~4,500円/㎡ |
フッ素塗料 | 12~20年 | 3,000~5,000円/㎡ |
上記の耐用年数や相場は建物の立地条件・日当たり具合によって変わってきます。
どの塗料が自分の家に合っているのか外壁塗装業者へ相談して決めるようにしましょう。
外壁塗装の塗料選びで失敗しない方法とは
外壁塗装の塗料はさまざまな種類があり耐用年数や費用によって性能や特徴が大きく変わります。
どの塗料を選ぶにしても外壁塗装業者に依頼する必要が出てきます。
塗料選びで悪徳塗装業者に依頼してしまうと、大きな失敗につながりかねません。
ここでは外壁塗装の塗料選びで失敗しない方法についてご紹介します。
複数の外壁塗装業者に相見積もりを依頼する
外壁塗装の見積もりを行う際は複数の外壁塗装業者へ同じ条件で相見積もりをとってもらいましょう。
業者ごとに計算方法・単価に違いがあるため、条件が同じであっても違う金額の見積書が渡されます。
しかし見積もりが1社だけの場合は提示された金額が高いのか安いのかが分からないため、業者ごとの金額を比べる必要も。
また複数の会社の費用を見比べることで、外壁塗装の相場が分かってきます。
自分が望んでいる条件がどのくらいの金額であるのか分かると、優良業者か悪徳業者なのか判別できトラブル回避にもつながります。
見積書を見て悪徳業者ではないか判断する
見積書を見れば優良業者と悪徳業者の見分けをつけることができます。
優良業者は計算が細かくされており、足場・塗料・人件費などさまざまな費用がかかっていることを一目でわかるようにしています。
一方で悪徳業者の場合は掛かる費用や作業内容が曖昧になっており、後から追加費用を請求されるケースや依頼した塗料よりもグレードの低いもので施工されるケースも。
外壁塗装の見積書は優良業者か悪徳業者を判別するために重要な書類であるため、大切に保管しておきましょう。
実績が豊富な外壁塗装業者に依頼する
外壁塗装の塗料は立地条件や使用している外壁材によって合う・合わないがあります。
また塗料ごとに性能が違うため、塗装方法にも熟練した技術が必要です。
そのため外壁塗装を依頼する場合は豊富な実績を持つ外壁塗装業者であることが重要。
「塗り替え一番屋」では全て自社職人で塗装を行っており、これまでに名古屋市内において3,800件以上の施工実績を持っています。
まとめ
外壁塗装で使用する塗料は耐久性・性能によって費用が変わるため、自身の予算に合わせていく必要があります。
しかし費用だけではなく耐久性・性能について考えなければいけないため、自身の家に合う塗料を選ぶのは簡単なことではありません。
「塗り替え一番屋」は塗料専門店として塗料メーカーと業務提携しているため、厳選した塗料のみを提供しております。
また自社職人が施工を行っているため、同じ工程でも2/3の時間で作業ができます。
- チラシを見ても価格が適正かどうか分からない…。
- 外壁塗装業者が多くてどこを選べば良いか分からない。
- 大切な家だからちゃんとした職人に塗装してもらいたい
そのようなお悩みをお持ちの方は「塗り替え一番屋」まで、ぜひ一度ご相談くださいね。