外壁塗装の費用相場の目安解説!価格を安く抑えるコツも紹介
2021.07.29 (Thu) 更新
適切なタイミングで行えば、大切なマイホームが長持ちできる外壁塗装。
外壁塗装業者に依頼する場合にどのくらいの費用が必要なのかは一番気になるところでしょう。
塗装費用は自宅の坪数によって大きな違いがあります。
また地域ごとで相場に違いがあるため、事前に知っておく必要があります。
ここでは「外壁塗装の費用相場」「費用を抑える6つの方法」「費用を支払うタイミング」についてご紹介します。
目次
外壁塗装の坪数別費用相場の目安
外装塗装の費用は坪数で相場も変わってきます。
ここでは外壁塗装の坪数別の費用相場を価格表でご紹介します。
坪数 | 塗装面積 | 費用相場 |
---|---|---|
10坪 | 40㎡ | 約20万円~40万円 |
20坪 | 79㎡ | 約40万円~70万円 |
30坪 | 119㎡ | 約60万円~100万円 |
40坪 | 158㎡ | 約80万円~130万円 |
50坪 | 198㎡ | 約100万円~160万円 |
60坪 | 237㎡ | 約140万円~230万円 |
70坪 | 277㎡ | 約200万円~320万円 |
相場は建坪とは違い、建物の各階の床面積を全て合わせた延坪のことを指しています。
また上記の表はあくまで目安の金額であり、条件によって価格に違いがあるため注意しましょう。
外装塗装の費用はどのように決まるのか
外装塗装は「足場」「人件費」「塗料のグレード」など、さまざまな面で費用がかかってきます。
業者によって価格は異なりますが、外装塗装の総合的な相場はどのように決まるのでしょうか。
ここでは外装塗装の費用を決める要素についてご紹介します。
塗装面積で相場は決まる
外装塗装の費用を決めるのは塗装面積です。
家の外壁面積を算出して、窓など基本的に塗装しない面積分を引いたものが費用となります。
計算式は簡単で「延床面積(㎡)×係数1.2=塗装面積」です。
延床面積は「延坪数×3.3㎡(1坪)」で算出します。
坪数 | 延床面積 | 塗装面積 |
---|---|---|
20坪 | 66㎡ | 73~112㎡ |
30坪 | 99㎡ | 109~168㎡ |
40坪 | 132㎡ | 145~224㎡ |
50坪 | 165㎡ | 182~281㎡ |
60坪 | 198㎡ | 218~337㎡ |
70坪 | 231㎡ | 254~393㎡ |
外壁・屋根の両方を塗装する際の相場
外壁塗装と屋根塗装を一緒に塗装する場合は80万円~140万円前後が相場とされています。
また「坪数」「屋根のサイズ」「形状」によって価格が変動し、相場から30万円~40万円ほどプラスされる可能性があることも覚えておきましょう。
その他に外装塗装・屋根塗装の工事では、足場を組む費用が8万円~30万円ほどかかるケースもあります。
外装塗装と屋根塗装を別々に行うと、足場費用もそれぞれ必要となってくるため、外壁塗装と屋根塗装はまとめて行うことをおすすめします。
外装塗装の費用を抑える6つのコツ
外装塗装費用は決して安い価格で施工はできないので、金銭的に大変だという方も多いでしょう。
しかし安い業者に依頼すると手抜き工事をしてくるような、悪徳業者にあうリスクも高まってしまいます。
ここでは安心・安全な方法で外装費用を抑える6つのコツについてご紹介します。
相見積もりができる優良業者を選ぶ
相見積もりとは複数の業者に、同じ工事内容で見積もりを出す方法のことです。
相見積もりを出すことで一番安い業者を探しやすくなり、大体の相場も分かります。
「塗り替え一番屋」では相見積もりも大歓迎です。
しかし金額だけの比較はお断りしており、見積書やプラン内容まで比較することを前提とさせて頂いております。
悪い業者に騙されないよう気を付ける
手抜き工事をするような悪徳業者は、大幅な値引きを宣伝文句にしている場合があります。
このような業者は手抜き工事を前提としている可能性が高いため注意が必要です。
また外装塗装は足場の設置などさまざまな工程がありますが、費用の内訳を見積もりに記載していない会社も候補から外すようにしましょう。
その他に「早く塗装しないと手遅れになる」など過剰に危機感をあおる業者や、キャンペーン中であることを強く推してきて契約をせかす業者にも注意が必要です。
自社施工を行っている会社に依頼する
外壁塗装の企業には「営業専門」「自社施工」の2種類があります。
営業専門の会社は依頼を受けるだけで、工事自体は下請け企業に任せる方式です。
自社施工の場合は依頼を直接お客様から受けて、工事自体も全て自社で行う会社を指します。
営業専門の場合は、仲介手数料として1~3割の費用を差し引いてした下請け業者に委託します。
自社施工企業の場合は、仲介料は不要であるため支払った金額から1社分の売上を差し引いて利益としています。
自社施行企業は仲介手数料などの余計なコストが掛からないため、工事費用を安い価格で提供していることも。
ホームセンターやハウスメーカーは営業専門企業であることが多いです。
一方で自社施工の企業はホームページ上でアピールしているケースがあります。
外壁塗装専門業者を探す場合は自社施工の企業を探すことをおすすめします。
火災保険を活用する
外壁の修復と同時に外壁塗装を行う場合は火災保険が適用できる場合があります。
・火災保険が適用される条件
- ①・外壁の破損が災害による原因である場合
- ②・損害の補修に必要な費用が火災保険の免責金額を超える場合
- ③・被災から3年以内に申請を行った場合
これらの条件に当てはまっている場合は、火災保険を活用して外壁塗装が可能です。
コストパフォーマンスが高い塗料を使う
耐久性が良く価格がリーズナブルな塗料を使うと、全体的な工事費用が節約できます。
現在多く使用されている塗料は「シリコン塗料」です。
シリコン塗料の耐久年数は7年~10年とされており、相場も2,500円~3,500円/㎡と安い価格設定になっています。
最近注目度が高いのは「ラジカル制御塗料」と言われています。
ラジカル制御塗料の耐久性は12年~15年とされており、平米単価も2,500円~4,500円/㎡とシリコン塗料と大きな差がありません。
ラジカル制御塗料は登場して10年も経過していないので、信頼性が不安であるという方は外装塗装業者に相談しましょう。
地域密着型の塗装業者を選ぶ
地域密着型の外壁塗装業者は作業後のアフターフォローが受けやすく、長期的に考えても活用しやすいメリットがあります。
特定の地域で塗装業務を行っている業者は、その地域からの信用がなくなった時点で仕事がなくなってしまいます。
そのため全国規模で塗装業務を受けている大手の業者よりも、慎重・丁寧に施行を行ってくれる可能性が高いです。
また外壁塗装以外に屋根塗装・雨漏り工事も同じ施工業者で依頼することで、前回の施工実績から足場もスムーズに組み立ててもらうことができ、施行日数の削減にも繋がります。
外壁塗装の費用を支払うタイミング
外壁塗装の施工費用を支払うタイミングは3種類に分類されています。
- 施行前の一括払い
- 施行後の一括払い
- 施行前・完了後に1回ずつ支払う
外壁塗装業者ごとに支払うタイミングに違いがあるため、見積もり時点で業者側に確認しておくようにしましょう。
外壁塗装の費用を支払うタイミングについて詳しくご紹介します。
施行前に一括払い
結論から申し上げると施行前の一括払いは非常に危険です。
その理由としてお金を支払った後に業者が持ち逃げしてしまう可能性があるためです。
このようなケースは意外に多くあるため、支払い方法が施行前の一括払いであることを前面に勧めてくる業者には注意が必要です。
悪徳業者に騙されないよう、施行前に一括支払いをする方法は絶対に避けるようにしましょう。
施行前・完了後に1回ずつ支払う
外装塗装の施行前と後に、費用を半分ずつに支払う方法です。
この方法は施行前に支払った分を、塗装に必要なものを揃えるための資金にします。
資金繰りが大変な業者は作業に必要な材料を前払い金で用意します。
施行前に半分の費用を支払うことで、業者はスムーズに作業が始められます。
施行前に一括払いをして持ち逃げされるリスクも減るので、安心な方法の一つといえるでしょう。
施行後に一括払い
外壁塗装の施工費用を支払うタイミングで、もっとも安心なのが施行後に一括払いの方法です。
その理由として、悪徳業者にお金を持ち逃げされることがないためです。
またお金を支払うのは施行が全て完了した後なので、業者側から仕事を放棄されることがありません。
外装塗装を依頼する場合は「施行後の一括払い」に対応している業者を中心に探しましょう。
外壁塗装の支払い方法
外壁塗装の費用を支払う方法は4つに分類されます。
- 現金払い
- クレジットカード払い
- ローン払い
- 財形貯蓄
ここでは外壁塗装の支払方法についてご紹介します。
現金払い
外装塗装業者は現金支払いに対応しています。
外壁塗装業者は施行に必要なものを支払われた代金で用意することが多いです。
ローンとは違い審査に時間が必要ないため、お金の工面さえできれば希望のタイミングで工事に入れます。
面倒な手続きがないため、すぐにでも工事に入ってほしい方は現金払いを選びましょう。
クレジットカード払い
クレジットカード払いは大量の現金を銀行までおろしに行く必要がなく、カード会社のポイントが付く大きなメリットがあります。
しかし業者によってはクレジットカード払いに対応していなかったり、キャンペーンの割引対象外になっていたりすることもあるので要注意です。
また外壁塗装は施行に必要な費用が大きいため、カードの限度額が足りないケースも存在します。
限度額を一時的に上げる申請をしなければ決済ができないため、工事を急いでいるという方にはあまりおすすめできないデメリットもあるのが現実です。
それでも、限度額に余裕がありポイントも欲しいという方には、クレジットカード払いがおすすめといえるでしょう。
ローン払い
業者によってはローン会社と提携してリフォームローンを提供しているケースもあります。
現金払いのように一度に100万円を用意するのが難しい方もいらっしゃるでしょう。
大手ハウスメーカーであればローンを提供している会社も多いですが、外壁塗装業者はローン提携をしているところが少ない実情があります。
「塗り替え一番屋」はローン会社と提携しているため、現金一括払いやクレジットカード払いが難しいという方は、ぜひご相談くださいね。
財形貯蓄
勤務先の福利厚生に財形貯蓄制度が導入されている場合は、外壁塗装の費用に充てられる可能性があります。
しかし財形貯蓄を利用するには一定の条件があります。
- 75万円を超える工事費用
- リフォーム後の住宅に本人が居住する
- 床面積が50㎡以上ある
- 中古住宅で築20年以内のもので一定の耐震基準を満たしている
これらの条件を満たしていないと利用が出来ないため注意が必要です。
外壁塗装業者は慎重に選ぶ
外壁塗装業者の中には悪徳業者も存在しているため、慎重に選ばないとお金を持ち逃げされるようなケースもあります。
その他にも「大学と共同開発してメンテナンス不要の塗料を使っている」「別工事で追加料金が必要になった」などの詐欺手口も横行しています。
優良な外壁塗装業者を選びたいなら、以下のことに注意しましょう。
- 施工実績が豊富かどうか
- 国家資格を持つ職人が在籍しているか
- 詳細な見積もりを取っているか
- アフターフォローがしっかりしているか
上記に注目して外壁塗装業者を選ぶようにしましょう。
「塗り替え一番屋」は名古屋市で3,800件以上の施工実績を持っています。
また国家1級塗装技能士が在籍し、自社職人のみを採用しています。
施行後の完了チェックは100%社長が対応しており、施行後5年・10年の定期点検を保証しています。
まとめ
外壁塗装は10年に1度の目安で行う工事です。
大切なマイホームを長く綺麗に保たせるためには、丁寧な外壁塗装が何よりも重要といえます。
「塗り替え一番屋」では塗装工事だけでなく、工事管理にも力を入れています。
施行後は自社専属職人と「塗り替え一番屋」の経験豊富な担当者が、現場を相互チェックしているため品質にも自信を持っております。
「外壁塗装」「屋根塗装」「雨漏り工事」を検討されている方は、WEB・電話から無料で相談を承っております。
他社でお見積り中の方も大歓迎ですので、お気軽にお問い合わせください。