外壁塗装色のシミュレーションで失敗しないポイントと注意点とは
2021.08.29 (Sun) 更新
外壁塗装色を決めるためにネットで色々調べたけれど「イメージ通りの色じゃなかった…。」なんて言葉が書かれているのを見たことはありませんか。
外壁塗装色のシミュレーションツールを活用することで思っていた通りのイメージにグッと近づきます。
しかし気を付けておくべきポイントを押さえておかないと、色選びに失敗する可能性も。
ここでは外壁塗装色のシミュレーションツールの種類・特徴を説明しつつ「カラーシミュレーション時の注意点」「外壁塗装色で失敗しない5つのポイント」をご紹介します。
目次
外壁塗装色はシミュレーションツールを活用する
外壁塗装の塗り替えを行う際は外壁塗装専門業者に相談する必要があります。
打ち合わせの内容は業者によって違いがありますが、基本的には「色見本帳」「塗板」「カラーシミュレーションソフト」を使い色を選んでいきます。
ここでは外壁塗装色を決めるカラーシミュレーションツールの特徴についてご紹介します。
色見本帳を使う
厚紙などに外壁塗装に使う色を塗り、一度に多くの見本をチェックできる色見本帳。
塗料のカタログを見て「希望の色が見つからない」「色のイメージが湧かない」という方は、大変参考になるでしょう。
色見本帳は塗料メーカーが施工店に配布しているものと、日本塗料工業会が発行しているものの2種類があります。
塗料メーカーが発行しているものは時代ごとに主流となっている色を掲載しているため、色選びする際は非常に分かりやすいです。
日本塗料工業会が発行している色見本帳は、日本共通の色番号が記載されています。
塗料メーカーのカタログに記載されていない色もあるため、個性的な外壁塗装色に塗り替えたい方におすすめです。
塗板を使う
塗板は実際に使用している塗料を塗ることで、施工後の仕上がりが具体的にイメージできる色見本です。
色見本帳よりも実際の色を確認しやすく、質感・艶感も確認できるメリットがあります。
カラーシミュレーションソフトを使う
PCソフトを使い自宅の写真に色をはめて確認できるため、仕上がり具合が分かりやすい特徴を持っています。
また「塗り替え一番屋」では最新のカラーシミュレーションソフトを無料で利用可能です。
また色見本帳だけではイメージしにくいツートーンカラーや玄関回り・外壁回りなど、部分的な色を変えられるのでシミュレーションツールの中で最も完成イメージがしやすくなっています。
外壁塗装のカラーシミュレーションする際の注意点
カラーシミュレーションツールを使い外壁塗装を行う場合にはいくつかの注意点を守る必要があります。
あらかじめ知っておくことでトラブルを回避できるため、これから塗り替え工事を予定している方は参考にしてください。
面積効果の錯覚に注意
面積効果とは面積の大きさで彩度が上がって見え、明度も高くなって見える現象を指します。
そのため小さいサイズの色見本を参考にすると、実際の仕上がり具合が暗く見えることも。
外壁塗装を明るい色に塗り替える場合は変更したい色よりも落ち着いた色味のものを、暗い色の場合は少し明るい色を選びましょう。
そうすることで実際の仕上がり具合がイメージに近くなるため、塗りなおしなどのトラブルも回避できます。
実際の塗装面まで再現できない
外壁で使われているモルタルは塗装面に凸凹があり、影ができるため色の見え方が大きく変わります。
そのためカラーシミュレーションを使い模様や質感を完全に再現することは難しくなってしまいます。
また塗料によって艶や光沢が違い、仕上がりとイメージに違いが起きてしまうため注意が必要です。
光の再現ができない
実際の外壁塗装では太陽光が当たるため、カラーシミュレーションツールとは色の見え方に大きな違いが出てしまいます。
天候や時間帯によっても見え方が変わりますが、これらをカラーシミュレーションで再現することは難しいため注意が必要です。
カラーシミュレーション以外に色見本帳も活用しながら、色を選ぶことをおすすめします。
ネット環境によって外壁塗装色の見え方が変わる
インターネットや画像編集ソフトを使い色を決める場合は、モニターなどの性能によって見え方が変わってしまいます。
そのため色票番号だけで決めてしまうと、イメージと違った仕上がりになる可能性があるため注意が必要です。
選んだ色を印刷した場合もプリンターの性能や濃度設定によって見え方が変わるため、100%信頼できないことを覚えておきましょう。
周辺の景観に配慮する
周辺の環境まで再現することは最新のカラーシミュレーションソフトでもできません。
余程のことがないかぎり景観を乱すことはありませんが、街並みや雰囲気に配慮することも必要です。
外壁塗装色で失敗しない5つのポイント
外壁塗装では実際に施工してみないと仕上がり具合が分からないデメリットがあります。
せっかく高いお金を支払い工事をお願いしたのに、気に入らない色にされるのは困るという方がほとんどでしょう。
外壁塗装色はいくつかの注意点を守ることで、色選びで失敗する確率が格段に減ります。
ここでは外壁塗装色で失敗しない5つのポイントについてご紹介します。
塗板やカタログの色は外で確認する
塗板やカタログを見て気になった色は、室内ではなく外で確認しましょう。
室内で確認するのと太陽光や影になっている場所で確認するのとでは、見え方に大きな違いがあります。
実際の環境に近い状態で色見本を見ると、仕上がりとイメージに大きな差が生まれることはありません。
A4サイズの色板見本を確認する
メーカーカタログだけで色を決めると、外壁塗装の色選びで失敗する確率が高くなってしまいます。
カタログで確認できる色は面積が小さいため、実際の外壁塗装と比較すると見え方に大きな違いが出るケースも。
最終的に色を決める場合はA4サイズの色板見本を外壁塗装業者から借りて判断しましょう。
見本を壁にあてて確認する
色選びをする際は実際に塗装する自宅の壁に色板見本を当てて、離れたところから確認しましょう。
壁に当てて見ると現在の壁の色とどのような違いがあるのか、分かりやすくなります。
また離れた場所から見ることで全体のイメージがより具体的になるでしょう。
色選びで迷っている方はこのやり方で、ぜひ試してみてくださいね。
塗装イメージに近い色の家を近所で探す
外壁塗装色が決まった場合は選んだ塗装に近い色の家を近所で探しましょう。
候補に近い色の家を探す理由は施工後の仕上がり具合をイメージしやすくするためです。
周辺地域の雰囲気を確認する
外壁塗装を選ぶ場合は周辺地域の雰囲気を確認することも重要です。
色の外観を好きな色で決められる外壁塗装ですが、景観や環境との調和をしないと「景観法」に抵触する場合も。
あまりにも奇抜な色で塗りあげてしまうと、市区町村側から外壁塗装のし直しを命じられるケースがあります。
もし希望の外観がある場合は外壁塗装業者と相談しながら決めるようにしましょう。
仕上がりイメージを湧かせてくれる外壁塗装業者を選ぶ
外壁塗装色は施工が完了しないと仕上がり具合が分からないため、色選びは重要な過程の一つです。
「塗り替え一番屋」では最新のカラーシミュレーションソフトを専門のスタッフが使い、どのような色になるのかショールームでリアルな体験ができます。
お客様が納得されるまで一緒に打ち合わせを何度も行い、仕上がりとイメージに相違がないよう努めています。
外壁塗装の色選びで悩んでいる方は、お気軽に相談してください。
まとめ
自宅の見た目が決まる外壁塗装の色選び。
「思っている通りの色に仕上げたい」「好きな色で塗装して欲しい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
一方で「外壁塗装色の仕上がりイメージが湧かない」「近所や地域との調和が図れる色に仕上げたい…。」など悩みをお持ちの方もいらっしゃるのでは。
「塗り替え一番屋」では実際の写真で塗り替えイメージを確認できるため、具体的な仕上がりが分かります。
またお客様の写真があれば外壁・屋根塗装のカラーパターンをその場ですぐ提出可能です。
相談・見積もり・診断を無料で行っていますので、外壁塗装色選びでお悩みの方はぜひご連絡くださいね。