外壁塗装の作業工程とは?必要な日数と事前準備について解説
2021.10.05 (Tue) 更新
「外壁塗装の作業工程はどんなもの?」
「作業はどのくらいの日数が掛かるのか知りたい」
「結局どこの外壁塗装業者で依頼するのがおすすめ?」
外壁塗装を行おうと決めた際にさまざまな悩みが出てくる方も多いのではないでしょうか。
外壁塗装の作業工程を事前に知っておくとトラブルを回避できる可能性があります。
ここでは外壁塗装の「作業工程」「作業に必要な日数」「作業前に行うべき事前の準備」に加え「おすすめの外壁塗装業者」についてご紹介します。
知っておきたい外壁塗装の作業工程
外壁塗装を行う場合は7つの作業工程に分けられています。
工程①・近所への挨拶・着工準備
工程②・足場設置・飛散防止シートの準備
工程③・高圧洗浄
工程④・下地処理・養生作業
工程⑤・外壁塗装作業
工程⑥・施工後の点検
工程⑦・片付け・足場の撤去
業者によっては手順に違いはありますが、一般的な作業工程となっています。
ここでは工程ごとの内容についてご紹介します。
工程①:近所への挨拶・着工準備
外壁塗装の作業は2週間前後と長く、塗料の臭い・高圧洗浄の水しぶき・足場の設置などで迷惑をかけてしまう可能性が非常に高いです。
そのため施工前に近所への挨拶をしておくのは必須といえるでしょう。
塗装業者が代わりに挨拶をしてくれるケースもありますが、両隣が仲のよい間柄である場合は直接挨拶に行くことをおすすめします。
工程②:足場設置・飛散防止シートの準備
外壁塗装を行う際に必要な工程が「足場の設置」と「飛散防止シート張り」です。
足場は外壁塗装工事を効率良くするために重要な作業です。
また飛散防止シートを張ると洗浄中の水しぶきや塗料が近所に飛び散らないように防止してくれます。
足場と飛散防止シートの設置は1日で終わりますが、塗装業者が足場の設置を別途専門業者に依頼すると、設置期間がさらに増える場合があります。
工程③:高圧洗浄
外壁塗装を実際に施工する前に付着したホコリ・コケ・カビなどは、全て高圧洗浄を使い洗い流します。
洗浄自体は1日で終わりますが、乾燥させるために1~2日かかり合計3日ほどの作業日数が必要です。
汚れがひどい場合や特殊な形をしている外壁は手作業での洗浄が必要になるため、さらに時間が掛かってしまいます。
また高圧洗浄機の音は非常に大きいため、洗浄機を使用している間は外出しておくことをおすすめします。
工程④:下地処理・養生作業
外壁塗装前の準備で重要なのが下地処理です。
古くなった塗装部分は剥がして平らにします。
塗装部分の劣化がそこまで進んでいない場合は作業が1日で終了します。
しかし外壁の劣化状況がひどい場合は補修作業が増えるため、全部で2~3日ほど必要となることも。
また養生作業は塗装しない部分に塗料が付着しないようテープを貼る作業です。
工程⑤:外壁塗装作業
外壁塗装の作業は下塗り・中塗り・上塗りの3工程に分かれています。
それぞれに塗りと乾燥の工程が必要となるため、塗装作業の日数は合計3日掛かると考えておきましょう。
外壁塗装はこの3工程を行うのが基本となっており、どれか一つでも作業が抜けてしまうと塗料本来の力が発揮できず耐久性が低くなってしまいます。
悪徳業者は3工程の中のどれかを省く場合があるため注意が必要です。
塗料によっては下塗りと上塗りの2回で済む種類もあるので、見積もり時点で必ず確認しておきましょう。
工程⑥:施工後の点検
施工後の点検は入念にチェックする必要があります。
塗り残し・塗りムラなど気になる点があれば現場責任者に逐一聞いておきましょう。
もし塗り直しが必要な部分があった際は、その場でやり直しの依頼が必要です。
点検で問題がないと判断した場合は足場を解体するため、塗り直し作業が難しくなってしまいます。
工程⑦:片付け・足場の撤去
外壁塗装における工程が全て完了した後はごみの片付け・足場の解体をします。
後片付けは基本的に1日で終わらせてくれます。
業者が帰宅した後は、近所の方に塗装工事が終わったことを伝えるとよいでしょう。
外壁塗装に必要な日数
外壁塗装の工事はどのくらいの日数が必要なのか気になる方も多いのでは。
着工から足場の撤去までに必要な期間は10日間ほどとされています。
場合によっては作業日数が伸びる場合もあるため、これから外壁塗装を検討している方は理解しておきましょう。
雨が降ると作業日数が伸びる
雨が降ってしまうと外壁塗装の作業は一旦ストップする必要があります。
強い雨が降ってしまうと雨が降った当日以外に、次の日も作業ができないケースがあります。
水に強い塗料が増えてきたため、雨でも塗ること自体はできますが足場が滑るなどの危険性を考慮しての行いです。
そのため梅雨の時期など雨天が続く場合は20日ほどかかるケースも。
工程表を外壁塗装業者から渡されたとしても予定通りに施工ができるとは限らないことを覚えておきましょう。
施工日数を早めることはできない
外壁塗装を早く終わらせてほしいと考える方も中にはいらっしゃるでしょう。
しかし日数が伸びることはあっても作業を早めることはできません。
高圧洗浄や塗装をした後は外壁を必ず乾燥させる時間が必要です。
例え作業人数を増やしたとしても乾燥にかかる時間は変わりません。
外壁塗装を検討している方はある程度の日数が必要であることを念頭に入れて、施工を依頼するようにしましょう。
外壁塗装前に行っておくべきこと
外壁塗装をする前にはいくつか気を付けておくべき点があります。
具体的な例として
・車両を止めるスペースを業者に伝える
・工事中は洗濯物を干さない
・工事周辺の場所は片付けておく
・各作業工程は確認させてもらう
・塗装箇所は事前に確認しておく
外壁塗装は様々な工程があり、外壁塗装業者としっかりコミュニケーションを取る必要があります。
情報を共有しておくことで近隣住民とのトラブルなどを未然に防げます。
ここでは外壁塗装前に行っておくべきことについて解説します。
施工当日に車両を止めるスペースを業者に伝える
外壁塗装の工事が始まると工事車両を停車させるスペースが必要です。
自宅に駐車スペースがあれば問題はありませんが、駐車場がない場合は車両を止める場所を業者へ正確に伝えておく必要があります。
・路上駐車は問題ないか
・近隣に駐車スペースはあるか
・コインパーキングの利用をするか
近所トラブルが起きないようにするために、外壁塗装業者の車を駐車する場所は必ず伝えておきましょう。
工事中は洗濯物を干さない
外壁塗装の工事中に洗濯物を外に干しておくと、塗料が衣類についてしまう可能性があります。
業者の方に気をつかわせたり、作業を中断させてしまったりする場合もあるため、事前に片付けておきましょう。
また高圧洗浄を行う場合は水しぶきが飛び、自宅以外に近隣の家にも迷惑をかけてしまう可能性があります。
高圧洗浄をかける前に事前に両隣の住民には声掛けをしておきましょう。
工事周辺の場所は片付けておく
ベランダにおいてある物干し竿やベンチを置いたままにしておくと、破損の原因になることがあります。
破損した物は塗装業者側から弁償してもらえるケースが多いのですが、トラブルが起きないように事前に片付けておくようにしましょう。
もし大切なものがある場合は移動させておくか、塗装業者に事前に伝えておくことをおすすめします。
各作業工程は確認させてもらう
外壁塗装は自分が思っていた色と違う雰囲気に仕上がる可能性があります。
そのようなトラブルを防ぐためにも打ち合わせをする際は「作業工程の確認」をさせてもらうのが重要です。
仕事などで留守にすることが多い場合は作業内容を写真に取っておいてもらうのもよいでしょう。
外壁塗装における下塗り・中塗り・上塗りは必ず必要な施工です。
しっかりと塗装の作業を行っているのか、選んだ色がイメージ通りになっているのかを確認させてもらいましょう。
もし色の雰囲気がイメージからかけ離れている場合は、変更が必要です。
塗装箇所は事前に確認しておく
外壁塗装以外にサンルームやバルコニーの内部を塗装する場合は注意が必要です。
工事責任者に施工内容が伝わらないと、塗装予定部分が作業されないトラブルが起こる可能性があります。
また、軒天やサッシ部分など細かい箇所の塗装はどうするのか、施工前にしっかりと話しておくようにしましょう。
トラブルを事前に回避するには実際の外壁を見て、どこを塗装するのがおすすめなのか塗装業者に確認することをおすすめします。
作業工程をしっかり伝えてくれる外壁塗装業者を選ぼう
外壁塗装を行う場合は外壁塗装業者に任せっぱなしにはせず、作業の工程をしっかりと把握しておくことをおすすめします。
業者によっては作業工程を教えてくれないこともあるため、注意が必要です。
「塗り替え一番屋」では作業工程を写真で撮影し、お客様にも分かりやすいようにしています。
まとめ
外壁塗装はすぐに終わるものではなく10日前後はかかる工事です。
そのため施工する前に近所への挨拶・車両を止めるスペースに気を配る必要があります。
「塗り替え一番屋」は名古屋市内で3,800件以上の施工実績があり、ご近所への配慮なども含めて丁寧に対応しております。
これから名古屋市内で外壁塗装を検討している方は、ぜひ一度「塗り替え一番屋」までお問い合わせくださいね。