初めて外壁塗装リフォームする方必見!抑えるべき基礎知識を解説
2021.10.26 (Tue) 更新
「戸建てを購入して結構経つし、そろそろ外壁塗装のリフォームをしようかな……」
そう考えたものの、わからないことが多く頭を抱えてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
外壁塗装のリフォームは頻繁にするものではないため、何にいくらかかるのか、ローンは使えるのか、誰に依頼すればよいのか、などわからないことが多いでしょう。
そこで、この記事では初めての外壁塗装のリフォームで失敗しないために、リフォームの意味・費用・注意点など、抑えておくべき基礎知識をご紹介します。
ぜひチェックして、外壁塗装のリフォームや業者選びに役立ててみてください。
目次
外壁塗装のリフォームは外観をよくするだけじゃない!?
外壁塗装のリフォームは、実は外観をよくするためだけのものではないことをご存知でしょうか。
美しい外観を担う外壁塗装には、ほかにも以下のような役割があります。
- 隙間風や雨の侵入防止
- 断熱効果により省エネや節電の効果を高める
- 建物の寿命を延ばす
しかし上記の効果は、外壁に使用されている塗料の耐久年数の間しか充分に発揮することができません。
塗料の耐久年数は7~10年ほどが目安のため、そのタイミングで塗り替えをしてまたしっかり家を守ってもらうことが大切です。
外観を気にしていなくても、家自体の寿命を延ばしたい方・快適に過ごしたい方はきちんと塗り替えをするようにしましょう。
外壁塗装リフォームの基礎知識
しかし、外壁塗装について詳しくご存知の方は多くいらっしゃらないのではないでしょうか。
リフォームをする際は基礎知識があった方が、自身に最適な塗装や安心の業者選びがしやすくなります。
そこで、ここからは外壁塗装のリフォームの基礎知識についてご紹介します。
塗料は1種類ではない
外壁塗装に用いる塗料は、実は1種類ではありません。
種類が多く、それぞれで特徴や耐久年数(効果を発揮できる年数)・価格が異なるため、どの塗料を選ぶかは重要です。
そこで塗料の傾向とその耐久年数などをまとめた以下の表を、簡単にチェックしておきましょう。
塗料の種類 | 耐久年数目安 | 特徴 |
油性塗料 | 5~8年 | 木部や鉄部に用いる、いわゆる「ペンキ」 |
アクリル塗装 | 6~7年 | 比較的安価で、10~20年前までは最も一般的に使われた塗装材 |
ウレタン塗装 | 8~10年 | 光沢があり厚く塗りやすく、価格と機能のバランスがよい塗料 |
シリコン塗装 | 10~12年 | 弾力性があり耐久性が高い。最近主流となっている塗料 |
フッ素塗料 | 15~20年 | 価格は高めであるものの、最も耐久性が高く防汚性にも優れる塗料 |
断熱塗料 | 15~20年 | 「キルコ」。断熱性に優れ、耐久性も高い |
無機塗料 | 20~25年 | 紫外線・雨・風・塩害といった過酷な気候条件に強い |
このように、塗料によって「耐久年数=お手入れが必要になる期間」が大きく異なります。
特徴もそれぞれ異なるため、何を重視したいのかを明確にして塗料選びをすることが重要です。
雨天時は塗装工事ができない
外壁塗装のリフォームは、気象条件によって施工スケジュールが左右されます。
塗り替え作業前の足場組みや養生貼りといった作業は雨天時にも可能なものの、肝心の塗装は雨天時にはできません。
それというのも、塗装は以下の条件下では塗装がきちんと乾かず不具合が起きやすいため。
- 雨天時
- 温度5度以下
- 湿度85%以上
こうした条件に当てはまりやすい梅雨時期や台風の多い夏などは、施工期間が延びる可能性があります。
悪徳業者に注意
なかにはアフターフォローがなく、作業報告・記録もなく、杜撰な施工をしてやり逃げするような悪徳業者もいます。
最悪の場合、塗装が耐久年数分ももたず、数年たたずして再塗装が必要になる場合も。
しっかりと責任をもって施工を行う業者の見極めを行うことが重要です。
外壁塗装のリフォーム 業者はどう選ぶ?
外壁塗装のリフォームの際は業者選びが重要なことは、先ほどご紹介した通りです。
しかし、どう見極めをしたらよいのかわからない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
外壁塗装のリフォームを請け負うのは大手メーカー・工務店・塗装専門店がありますが、その中では最も専門的な知識と技術を持つ「塗装専門店」を選ぶのが安心です。
加えて「地元密着型の塗装専門店である」「アフターフォローがしっかりしている」「作業記録を取っている」といった点が確認できれば、問題ないと言えるでしょう。
特に地元密着型の塗装専門店である点は重要で、なにかあればすぐに対処できるだけでなく、地域の気候に精通しているため安心して任せられます。
業者を選ぶ際は、業者のタイプ・対応地域・アフターフォローなど保障・記録の有無などをチェックしてみてください。
外壁塗装のリフォーム費用について
「外壁塗装をリフォームしたいな」と考えた時に、もっとも心配なのは費用に関することではないでしょうか。
あまりに大きな金額がかかる場合は、施工を躊躇する方も多くいらっしゃるでしょう。
加えて支払い方法やローン・補助金・助成金の有無なども、重要な判断要素となります。
ここからはリフォーム費用に焦点をあててご紹介します。
外壁塗装 リフォーム費用の相場は?
外壁塗装のリフォームをする際の費用はケースバイケースですが、おおむね60~100万円前後かかると考えておきましょう。
しかしリフォーム費用は塗装面積や選んだ塗料の種類によって変わるとともに、「家が複雑な形をしていて塗装面積が大きい」「外部の職人を雇っている業者を選んだ」といったケースでは上記の金額よりも高くなる可能性もあります。
費用に関しては「外壁塗装の平米単価は?平米費用相場や計算方法を徹底解説!」で解説していますので、こちらも併せてチェックしてみてください。
リフォーム費用の内訳
そもそも、外壁塗装のリフォーム費用には何が含まれているのでしょうか。
屋根塗装・外壁塗装・塗り替え塗装工事における内訳は、以下の通りです。
- 直接工事費……塗料代・人件費など。塗装の耐久性に影響する部分です。
- 間接工事費……足場仮設費・消耗品・養生材など。耐久性に直接関係しない費用です。
- 諸経費……交通費・通信費・事務所や車の維持費経費など。耐久性に直接関係しない費用です。
- 利益……リフォーム会社の存続・発展のための利益など。耐久性に直接関係しない費用です。
このうち足場仮設費や諸経費は、工事の回数に影響されます。
そのため、屋根塗装と外壁塗装を行う場合は時期をずらすのではなく、一度に施工してしまった方がお得です。
リフォーム費用を支払うタイミング
リフォームにかかる費用を支払うタイミングは業者によって異なっており、主に以下の支払い方法が採用されています。
- 施工前支払い(一括)
- 2回払い(施工前・施工後)
- 3回払い(施工前・施工中・施工後)
- 施工後支払い
このうち「施工前一括払い」タイプは、悪徳業者の場合持ち逃げされる可能性があるため、できるだけ避けましょう。
上記のなかでは、完工後に支払いを行う「施工後支払いタイプ」がもっとも安心です。
できるだけ、施工後支払いか分割払いができる業者を選びましょう。
リフォームローン・助成金・補助金は使える?
外壁塗装のリフォームの際は、リフォームローン・助成金・補助金の利用ができます。
ただし、助成金・補助金は支給している地域と支給していない地域があるため、事前に確認しておきましょう。
「塗り替え一番屋」が施工を行う愛知県名古屋市では、助成金・補助金がありません。
そのため、検討するのであればリフォームローンのみとなります。
助成金に関しては「【名古屋市】外壁塗装の助成金とおすすめの専門業者を解説!」で詳しく解説していますので、ぜひ併せてチェックしてみてください。
外壁塗装の色はどう選ぶ?
外壁塗装をする際は、塗料よりも「どの色にしようか」と悩む方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
塗装の色は、印象を大きく左右する大事な要素です。
「塗り替え一番屋」ではベージュ・ホワイト・グレー・ブラウン・ブラックが人気トップ5の塗装色となっています。
しかし多数の色があるなか、どのようにして選べばよいのでしょうか。
ここからは、塗装の色について詳しくご紹介します。
周囲の住宅・景観に馴染む色を選ぶ
住宅はぽつんと一戸建っているわけではないケースが多いため、周囲の景観との調和を乱さないことが大切です。
例えば温かみを感じるクリーム色の住宅が立ち並ぶ中で、突然真っ赤な塗装をしたらびっくりされてしまうでしょう。
景観や街並みの調和を重視している地域の場合、塗装により角が立ち、ご近所との関係に影響が出てしまう可能性もないわけではありません。
塗装の色で迷ったら、周囲の外壁の色を参考にするとよいでしょう。
色が与える印象を考慮する
色の持つメッセージ性に基づいて塗装色を決めるのもおすすめです。
例えば主な色には、以下のメッセージ性があります。
- 白……清潔・純粋・新しさ・無邪気・冷静・悲哀・シンプル
- 緑……完全・新鮮・癒し・活動的・健康・若さ・自然・平和・平凡
- 青……人工的・機敏・シャープ・青春・冷淡・静寂・理知
- 黄……希望・にぎやか・強烈・活動的・ユーモア・明朗・快活
- 橙……活気・快活・カジュアル・陽気・元気・明朗・嫉妬・忍耐
- 赤……大胆・情熱・刺激・歓喜・興奮・躍動的・怒り・危険
イメージする住宅の雰囲気や、理想に併せて色をチョイスしてみましょう。
色の系統で選ぶ
色の系統による向き・不向きで色選びをするのもおすすめです。
例えばホワイト系やブラック系はスタイリッシュな仕上がりになるものの、汚れが目立ってしまいます。
グレー・アイボリー・クリーム・ベージュ・ブラウンといった中間色系は、汚れが目立たず人気です。
赤や紫などの原色系は日焼けが起こりやすく、塗り替えを早めに行う必要性が出てくる可能性もあります。
ざっくりと色の系統と機能性に着目し、候補を絞るのもおすすめです。
外壁塗装のリフォーム事例
外壁塗装の色を変える場合、完工後のイメージが浮かびにくい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで「塗り替え一番屋」で塗り替えを行い、色を大きく変えた施工事例を3例ご紹介します。
- 名古屋市港区 外壁塗装工事施工事例 K様邸
- 工事内容:外壁塗装
- 塗料種類:無機塗料
- 工事期間:12日
<施工前>
<施工後>
お客様コメント 詳細はこちら:名古屋市港区 外壁塗装工事施工事例 K様邸
- 愛知県名古屋市港区 T様 外壁塗装工事施工事例
- 工事内容:外壁塗装
- 塗料種類:キルコ
- 工事期間:15日間
<施工前>
<施工後>
お客様コメント 詳細はこちら:愛知県名古屋市港区 T様 外壁塗装工事施工事例
- 名古屋市西区 外壁塗装施工事例 H様邸
- 工事内容:外壁塗装・屋根塗装
- 塗料種類:フッ素
- 工事期間:15日間
<施工前>
<施工後>
お客様コメント 詳細はこちら:名古屋市西区 外壁塗装施工事例 H様邸
相見積もりをして価格を検討しよう
施工例を見て、早く塗り替えに着手したいと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、外壁塗装において業者選びは慎重に行うべきです。
きちんと複数社から相見積もりを取り、
- 費用が極端に安すぎる・高すぎることはないか
- 業者の対応は信頼できるものか
- 業者はしっかり品質を保証してくれるか
などを確認し、悪徳業者ではないか見極める必要があります。
専門性が高く判断しにくい外壁塗装ですが、相見積もりをすれば悪徳業者に依頼してしまう可能性を減らすことができます。
必ず相見積もりを取るようにしましょう。
まとめ
外壁塗装のリフォームは、決して安い買い物ではないため、きちんと高品質な施工をしてもらいたいもの。
外壁塗装をする意味・塗料の種類・支払い方法など、基礎知識を身につけ、しっかりとした業者を選びましょう。
「塗り替え一番屋」は、愛知県名古屋市で3,800件以上の外壁塗装を手掛けてきた地域密着型の塗装専門店です。
塗装でお困りのことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。