【知っておきたい】外壁塗装の種類・特徴・選び方を徹底解説!
2021.10.05 (Tue) 更新
「外壁塗装で使う塗料の種類ってどのくらいあるの」
「塗料ごとの特徴は?」
「結局どこの外壁塗装業者がおすすめ?」
外壁塗装を行おうと決めた際に、どのような塗料を選べばよいのか分からない方も多いのでは。
外壁塗装で使う塗料はさまざまな種類があり、それぞれに違った特徴があります。
ここでは外壁塗装で使う「塗料の種類」「塗料ごとの特徴」「塗料の選び方3選」に加え「おすすめの外壁塗装業者」についてご紹介します。
目次
外壁塗装の種類・耐用年数・相場一覧
自宅が外壁塗装を検討する時期となった場合に、もっとも気になるのが塗料の種類という方も多いのではないでしょうか。
外壁塗装で使う塗料にはさまざまな種類があり、それぞれ耐用年数・費用・特徴に大きな違いがあります。
ここでは外壁塗装の耐用年数・相場について種類別でご紹介します。
塗料 | 耐用年数 | 相場 |
ウレタン塗料 | 5〜10年 | 1,700〜2,500円/㎡ |
シリコン塗料 | 10〜15年 | 2,300〜3,500円/㎡ |
フッ素塗料 | 15〜20年 | 3,500〜5,500円/㎡ |
ラジカル塗料 | 14〜16年 | 2,200〜4,000円/㎡ |
光触媒塗料 | 15〜20年 | 3,800~5,500円/㎡ |
無機塗料 | 10〜25年 | 3,500〜5,500円/㎡ |
それぞれに違った特徴があるため、どんな塗料を選べばよいのか分からない方は外壁塗装専門業者に相談しましょう。
「塗り替え一番屋」ではそれぞれの住宅に合わせて、ぴったりの塗料をお客様と相談しながら決めています。
外壁塗装の種類別特徴・メリット・デメリット解説
外壁塗装で使う塗料は種類ごとに違う特徴を持っています。
これから外壁塗装を行う場合は自宅に合う塗料がどれなのか、しっかりと把握する必要があります。
ここでは塗料の種類ごとの特徴・メリット・デメリットについてご紹介します。
ウレタン塗料の特徴
ウレタン塗料は伸縮性に優れて柔らかい樹脂を持っており、外壁への密着度が高い特徴を持つ塗料です。
しなやかな塗膜でひび割れにも強いため、外壁・屋根など幅広い用途で応用ができます。
またウレタン塗料は施工費用が安く耐用年数も5年~10年となっているため、築年数が古く長期的な居住を考えていない方に非常におすすめの塗料です。
シリコン塗料が出るまではウレタン塗料が主流とされていたため、経験豊富な業者も多く、安心して任せられるメリットがあります。
一方で紫外線の影響を受けやすいなど耐久性は高くないため、長期的に考えるとコストパフォーマンスは低いといえるでしょう。
シリコン塗料の特徴
シリコン塗料は外壁塗装でもっともメジャーな塗料の一つです。
価格と耐久性のバランスが高く、対応している色の種類が豊富である特徴があります。
シリコン塗料の耐用年数は10年~15年とウレタン塗料と比べても非常に長く、費用も2,300〜3,500円/㎡と非常にリーズナブルです。
防水性能が優れており、雨・泥が付着しにくい性質があります。
外壁塗装で塗料選びに迷ったら、シリコン塗料を選べば間違いないといえるでしょう。
しかし塗膜が固く伸縮性能が低いため、地盤の揺れや強い寒暖差によってひび割れを起こすケースがあります。
不安な方は住宅の環境を考えながら、外壁塗装業者としっかり話し合ったうえで使うようにしましょう。
ラジカル塗料の特徴
ラジカル塗料は2012年に販売開始した新しい塗料で、コストパフォーマンスの高さと優れた耐久性で人気が上昇しています。
人気の理由の一つとして価格がシリコン塗料と大差がない部分です。
シリコン塗料の相場は2,300〜3,500円/㎡ですが、ラジカル塗料は2,200〜4,000円/㎡となっています。
しかし耐用年数に大きな違いがありシリコン塗料は10年~15年、ラジカル塗料は14年~16年です。
メンテナンス回数も少なく費用も安いため、長期的に見ると非常におすすめの塗料といえるでしょう。
しかしラジカル塗料の耐用年数を超えた家は一度もなく、取り扱っている外壁塗装業者も少ないデメリットも。
これからラジカル塗料で外壁塗装を行おうと検討している方は、業者としっかり話し合ったうえで決めることをおすすめします。
フッ素塗料の特徴
フッ素塗料の特徴は優れた耐久性・耐侯性にあります。
耐用年数が15年~20年とされており、塗料の中でもトップクラスの耐用年数を誇っています。
耐摩耗・耐熱・耐汚性能が高く外壁への密着性も高いため、紫外線や雨に晒されても劣化が少なく、長期に渡って高品質な状態を保てる塗料です。
フッ素塗料は高層ビルやマンションなどの外壁塗装に使われることが多く、まだまだ一般住宅への導入が少ない塗料です。
そのためフッ素塗料の実績を持つ外壁塗装業者が少なく、依頼をしたくてもできない可能性もあります。
また、フッ素樹脂が少し混ざるだけでフッ素塗料と呼べるため、フッ素を少量しか入れない悪徳業者も。
フッ素塗料を使い外壁塗装を行う場合は、慎重に業者を選びましょう。
光触媒塗料の特徴
光触媒塗料は塗料に含まれる酸化チタンという物質が紫外線に反応し、空気中の汚れを分解する働きを持つ特徴を持っています。
そのため外壁塗装に付着した汚れを雨水で洗い流し、除菌・防カビ効果を促してくれるセルフクリーニング効果が期待できます。
また15年~20年という高い耐久性能を持っているため、外壁塗装のメンテナンス回数が少なく済むメリットがあります。
一方で歴史が浅い光触媒塗料は実証結果が少ないため、メーカーで公表している耐用年数が保てない可能性があることを覚えておきましょう。
無機塗料の特徴
ケイ素やセラミックなどの無機物を主成分とした無機塗料は、他の塗料と比較しても耐久性・耐侯性が圧倒的に高いとされています。
耐用年数は最大25年と言われており、カビ・コケの発生を抑え汚れも雨水で洗い流せる性能を持っています。
また無機物で作られているため不燃性が高く、火事の際にも燃えにくいメリットも。
しかし有機塗料とは違い塗膜が固いため、外壁表面がひび割れを起こすと塗膜も一緒に割れてしまう恐れがあります。
そのためモルタルなどのひび割れを起こしやすい外壁には向いていないといえるでしょう。
外壁塗装はプロの意見を取り入れよう
外壁塗装で使う塗料にはさまざまな種類があり、上手に作業するためには職人の腕がよくないと、塗料が本来持っている力を発揮できない可能性があります。
そのため外壁塗装専門業者によっては取り扱っている塗料と、塗りたいと思っている塗料が一致しない可能性もあります。
その場合は希望している塗料を取り扱っている業者に依頼しなおすか、別のおすすめ塗料がないか相談してみましょう。
「塗り替え一番屋」では安くて高品質な材料を仕入れて、100%自社職人が丁寧に作業を行っています。
名古屋市内で3,800件以上の施工実績を持っています。
外壁塗装の塗料選びに悩んでいる方は、ぜひ一度「塗り替え一番屋」にご相談ください。
外壁塗装に使う塗料の選び方3選
外壁塗装を行うと決めた際に悩むのが塗料選び。
豊富な塗料から何を基準に選択すればよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは外壁塗装に使う塗料の選び方についてご紹介します。
予算で選ぶ
外壁塗装で使う塗料は種類によって価格が大きく違います。
塗料を選択する場合は自分の予算内で、もっとも耐久性が高いものを選ぶことが大切です。
耐久性が低いものを選ぶと、メンテナンス回数が増えてトータルで見て費用がかさんでしまいます。
家に合うカラーで選ぶ
外壁塗装を行う際にどのようなカラーにするのかで塗料を選ぶのもおすすめです。
塗料は外壁のカラーバリエーションによって選択肢が変わるため、色見本を参考にしながら自宅に合う色を選びましょう。
その他に自宅の日当たり加減や外壁の材質など、さまざまな条件も考慮する必要があります。
用途・性能で選ぶ
塗料にはラジカル塗料や光触媒などさまざまな機能性を持つ塗料があります。
外壁塗装をする際は住宅環境や求めている性能によって選び方が変わります。
海沿いにある自宅であればフッ素系塗料や無機塗料など、塗膜が固くて強いものを選ぶと塩害の影響を受けにくいです。
このように用途・性能に合わせて塗料を選ぶと失敗が少なくなるでしょう。
まとめ
外壁塗装の塗料には多くの種類があり、機能・耐久性・費用などそれぞれに大きな違いがあります。
そのため塗料に対して豊富な知識と実績を持たない業者に依頼すると、塗料本来の力が発揮できません。
「塗り替え一番屋」では少数精鋭の自社職人が丁寧に一つひとつ施工しています。
名古屋市内でフッ素塗料の外壁塗装を検討している方は、ぜひ「塗り替え一番屋」までお問い合わせくださいね。