
外壁塗装にグレーを使うメリットとは?施工例もあわせてご紹介!
外壁塗装をするにあたり、悩んでしまうのが色選びではないでしょうか。 我が家のカラーチェンジは心躍るものの、一度塗ってしまえばまた10年ほどは塗り替えができない場合がほとんど。 そのため、色は慎重に決める必要があります。 特にグレーは「景観に馴染みやすい」「色を追加してツートンカラーにしやすい」といった大きなメリットがあるものの、色味によっては「汚れて見えてしまう場合がある」といったデメリットも。 そこでこの記事では、グレー系統の外壁塗装例・メリット・デメリット・色選びの際の注意点をそれぞれご紹介します。 まずは、グレーを使った外壁塗装例からご紹介します。 グレーの外壁塗装の施工例・色選びのポイント まずは実際にグレーで外壁塗装を行った施工例や、色選びのポイントを確認していきましょう。 塗装後に「思っていたのと違う色味になってしまった」といった後悔をせずにすむよう、それぞれチェックしてみてください。 グレーの外壁塗装例 まずは「塗り替え一番屋」で塗装を行った、グレー系統の外壁塗装をしたお家を3例ご紹介します。 <1.名古屋市 中川区 外壁塗装工事施工事例 N様邸> 外壁材…サイディング 工事期間…12日間 詳しくはこちら:名古屋市 中川区 外壁塗装工事施工事例 N様邸 <2.愛知県 名古屋市 港区 Hアパート屋根塗装工事(遮熱シリコン塗料)外壁塗装工事(溶剤シリコン塗料)> 外壁材…サイディング 工事期間…26日間 詳しくはこちら:愛知県 名古屋市 港区 Hアパート屋根塗装工事(遮熱シリコン塗料)外壁塗装工事(溶剤シリコン塗料 <3.名古屋市 中川区 K様邸> 外壁材…サイディング 工事期間…18日間 詳しくはこちら:名古屋市 中川区 K様邸 色選びの際に注意するべき4つのポイント 施工例でイメージを掴んだところで、色選びで注意すべき4つのポイントを確認していきましょう。 色選びは一見簡単そうに思えますが、イメージにぴったりの色を選ぶのは難しいもの。 後悔しない色選びができるよう、ぜひ確認してみてください。 カラーシミュレーションをして選ぶ 外壁塗装の色を選ぶ際は、カラーシミュレーションを行うようにしましょう。 カラーシミュレーションとは、希望している色を合成し、完成形をイメージとして作成するものをいいます。 外壁塗装をした際の印象や雰囲気を事前に確認でき、色選びで非常に役立ちます。 グレーには、赤みがかったパーチグレー・青みがかったブルーグレー・黒っぽいストレートグレーなどさまざまな色味があります。 色を当てはめて、どのグレーが理想のイメージに近いか比較してみましょう。 きちんと納得のいく色味になるまで、カラーシミュレーションで微調整をしておくと安心です。 色見本帳を使う場合は日光の元でもチェック 色を決める際は「色見本帳」というカタログのようなものを見て決めることが多いです。 しかし見本帳の色味が好みでも、実際に塗装すると「イメージとちょっと違った」といった事態になる可能性も。 なぜチェックしたのにそんな齟齬(そご)がでるのかというと、それには蛍光灯の色が関係しています。 蛍光灯には「電球色」「温白色」「白色」「昼白色」「昼光色」など、もともと色味がついているのです。 蛍光灯の色味による影響を避けるため、必ず一度は太陽光のもとで検討しましょう。 可能なら、時間をずらして朝昼晩とチェックしたり、天候条件の異なる日にチェックしたりしておくとより安心です。 明度と面積効果を考慮して選ぶ 色を選ぶ際は、画像の大きさにより色の見え方が変わる効果(面積効果)も考慮する必要があります。 明るい色は画像が大きくなるほど明るく見え、暗い色は画像が大きくなるほど暗く見える効果があるため注意しましょう。 使用する色見本帳は、少なくともA4サイズ以上の大きなものを使用するのが望ましいです。 業者へ相談し、できるだけ大きな見本帳を用意してもらいましょう。 外壁材によって受ける印象が異なる 同じ色で塗装をしても、サイディング・モルタルなど外壁材の違いによって印象が異なる場合があります。 色の打ち合わせをする際は、自宅と同じ外壁材を使用した施工例を参考にすると安心です。 業者へ、自宅と同じ外壁材の塗装例がないか聞いてみましょう。 【黒・ネイビー・ベージュ】ツートンで使う色の選び方 外壁塗装は、複数色使用することも可能です。 例えばツートンカラーにする場合は、黒やネイビー、ベージュといった落ち着いた系統の色がグレーとは相性がよい傾向にあります。 一方で、赤・黄色といった色は、色味によっては合わせにくい場合も。 色彩豊かな色味を取り入れたい場合は、一層慎重に色を決めるようにしましょう。 外壁塗装でグレーの塗装色を選ぶメリット そもそも、外壁塗装にグレーを選ぶメリットはどういったものがあるのでしょうか。 失敗しにくく人気も高いグレーの、選ばれる理由を4つご紹介します。 中間色だから汚れが目立ちにくい グレーは、中間色と呼ばれる部類の色です。 さらに外壁へ付着する塵・ほこり・砂ぼこり・コケなども薄茶・薄緑の中間色のため、汚れが目立ちにくいといったメリットがあります。 白や黒など汚れの目立つ塗装をした場合は比較的短スパンでの洗浄が欠かせませんが、グレーであればお手入れの頻度も少なくてよく「家の洗浄に時間を割けない」「仕事が忙しい」といった場合にも便利です。 忙しい方や外壁のお手入れに時間がかけられない方は、グレーを選んでおくと安心です。 グレーは景観と馴染みやすい 街並みには、アスファルト・電柱・石垣・塀など、さまざまなグレーが溢れています。 そのため外壁塗装もグレーにすることにより景観に馴染みやすく、浮いて見えにくいというメリットがあります。 周囲の家々とも馴染みやすい色のため、おすすめです。 ただし個性の主張には向かないため、無個性・冷たいといった印象を受けてしまう場合もあります。 色味を調整し、納得のいく塗装色を選びましょう。 無彩色で色を合わせやすくツートンカラーにもおすすめ 色はグレー・黒などの無彩色と、赤・青・黄・緑といった有彩色に分けられます。 有彩色が多いとガチャガチャした印象を受けたり色の持つ効果を打ち消したりしやすく、組み合わせが難しい色です。 しかし無彩色のグレーを取り入れることで、失敗のない色の組み合わせを比較的簡単に楽しめます。 ツートンカラーにして個性を演出したり、付帯部をカラーチェンジして印象を引き締めたり、アレンジを加えて楽しみましょう。 グレーの明るさによってさまざまな印象を演出できる グレーにも、さまざまな明るさがあります。 明るめのグレーなら爽やかさや清潔感を演出でき、暗めのグレーならシックな印象や重厚感、高級感を演出できるでしょう。 明るさを調節し、ご家庭の雰囲気に合う塗装色を選びましょう。 外壁塗装の色にグレーを選ぶデメリット 塗装色にグレーを選ぶメリットは上記の通りですが、デメリットにはどういったものがあるのでしょうか。 主な3つのデメリットをご紹介します。 色あせ・汚れているように見えることもある 「グレーも外壁に付着する汚れも中間色のため、汚れが目立ちにくい」とメリットでご紹介しました。 しかし逆に言えば、グレーは汚れに似た色であり、見た人・選んだ色味によっては汚れているように見える場合もあります。 また、グレーの明るさによっては色あせして見えてしまう場合も。 薄いグレーの場合は色あせて見えることが多いため、避けたい場合はしっかりとカラーシミュレーションや見本帳での検討を重ねるようにしましょう。 地味な印象を受ける外壁になる可能性も グレーは無彩色のため、色鮮やかで華のある色ではありません。 そのためスタイリッシュな仕上がりにしやすいものの、地味な印象を受ける仕上がりになる場合があります。 地味な印象を避ける場合は、ツートンカラーやアクセントカラーを活用しましょう。 特に黒を指し色に使えば、引き締まったシャープな印象になりおすすめです。 ほかの家と色が被る場合がある グレーは塗装色の中でも人気の色のひとつです。 そのためほかの住宅の色と被りやすく、似た印象になってしまう場合があります。 特に家の構造・外観が似ている建て売り住宅の場合は、その傾向が顕著です。 アクセントカラー・ツートンカラーを活用して、個性を演出してみましょう。 まとめ 外壁塗装において人気の色のひとつ、グレー。 この色には汚れが目立ちにくい・景観に馴染みやすいといったメリットがある一方で、色味によっては汚れて見えたり、無個性に見えたりすることもあり、色味の選び方には注意が必要です。 しっかりと後悔しない色選びをするためには、カラーシミュレーションや大きな色見本帳を活用した色選びをすることが重要です。 さまざまな色味・明るさ・指し色を検討し、我が家にぴったりの塗装色を選びましょう。
2022.01.12(Wed)
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